イランが米軍駐留のイラク基地にミサイル発射の報復攻撃。大規模衝突、第三次世界大戦へ発展の懸念。

話題

今日は何といってもこの話題でしょう。
カルロス・ゴーン氏よりもこちらの方が完全に重大。

皆様ご存知の通り、イランは米軍と有志連合軍が駐留するイラク国内の複数の基地に対し、ミサイル22発を発射しました。
イラン側の報道としては、米国人80人が死亡したとのことですが、私がこのブログを書いている現在、真相は分かりません。

これは先週、イランの精鋭部隊「コッズ部隊」のガセム・ソレイマニ司令官がアメリカによって殺害されたことに対しての報復攻撃です。

以前から緊張が続いていた両国ですが、今回に関してはアメリカ側がガセム・ソレイマニ司令官を殺害するという先手を打ち、それに対してイランが報復したという形になります。

このことで、一瞬にして金の価格、原油価格が高騰し、円高ドル安に大きく動き、株式相場も下落しました。
しかしそれらも午後から夕方にかけて、価格を戻し始めているので、おおかたの予想は、このことによってそこまで世界情勢が崩れないと予想しているということでしょう。
実際、アメリカ、イラン両国とも戦争は望んでいないという声明を出しています。

しかし、その予想は楽観的すぎるのではないかと私は思うわけです。

そもそも戦争なんて誰も望んでいないもので、もちろんアメリカもイランも望んでいないわけです。
しかし戦争というものは時に起きてしまうものです。

それは、双方に主張や目的があり、お互いが自分が正しいと思い、お互いがお互いの正義を貫くからです。
こちらが正義であれば、向こうは悪であると思うのが人間の悲しい性であります。
つまり、お互いが持つ目的や主張、問題を解決しない限り、この対立は続くわけです。

しかし、多くのアナリストたちはお互いが戦争を求めていないから大規模衝突になる事は考えにくい、この報復攻撃はアメリカに反発する国民の怒りを収めるために綿密に計画された上手な策だと述べています。

確かに、私なんかより頭が良く、色々なことを考えて綿密に計画して行動を起こしているはずなので、そのあたりの事もある程度は計算の上だと思います。

しかし、一部のアナリストはお互い選挙を目前にしているので、この一連の動きで国民にアピールしている、また、だからこそ選挙が終わるまでは戦争を避けたいから、大きな衝突は無いとさえ言っています。

そんなことを考えて軍事力を使い、犠牲者を出しているなら怒りを覚えますが、一国のトップがそんなことのために軍事力を使い、国同士の衝突を利用するとは私は思えません。
いや、まぁ仮にそのようなことがあったとするならば、じゃあ選挙が終わったらどうなるのか。
またお互いに報復に出る可能性だって十分にあります。
そんなことで軍事力を使ったり、抑制したりする可能性があるのであれば、逆にいつ戦争が起こってもおかしくないということです。

お互い戦争は望んでいなかったとしても、ほんの少しのボタンの掛け違いで起きかねないと私は思っています。

例えば、どちらかが他国に軍事面でも金銭面でも応援を要求したとするならば、もう一方も要求することになり、そこに関わる国は増えるわけです。

そうなると、アメリカ、イランが直接的な行動に出なくとも、協力している国がほんのわずか、なんらかの凡ミスをしたなら、アメリカ、イランを始め、その他の同盟国が動くということもあり得るわけです。

現時点でもトランプ大統領が要請をすれば、同盟国が動く可能性はあるでしょう。
そしてそれに反発する国もあり、ロシア当たりが動けば相当な大規模衝突となり、まさに第三次世界大戦になりかねません。

もしこのような状況になれば、アメリカ、イランだけの問題だけではなく、他の同盟国同士のちょっとしたイザコザだけでも一気に衝突する可能性もあるわけです。

事実、イランはアメリカの同盟国に対しても、
「各国の領土が米国による攻撃に使われた場合、イランの反撃の標的になる」
という声明を上げています。

協力する国は標的になる、つまり、決して標的はアメリカだけではないということです。
同盟国全体を巻き込む可能性も示唆しているわけです。

これこそ、綿密に計算された言葉によるけん制だけなのかもしれません。
そしてもちろん、私もそんな大規模衝突になることは望んでいません。
アメリカ、イランとも戦争を望んでいないのであれば、これ以上の対立を避け、お互いの主張と問題を解決してほしいと思います。

私がこの記事を書いている時点では、トランプ大統領がどう出るのかは分かりませんが、間もなく声明を出すと言われています。

アメリカのトップは事実上、世界のトップでもあるわけですから、自国の問題や自国の国民だけのことを考えるのではなく、世界の情勢、世界の国民の事を考えて結論を出してほしい。

結論次第でどれだけの悲しみが待っているのか、一国のトップ、世界のトップとして正しい結論を出してくれることを心の底から祈っています。

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