大いに結構!キャッシュレス化で個人がスコア化される時代。

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ハーバービジネスオンラインの記事にて。

キャッシュレス推進の影で着々と近づく[信用格差社会] | ハーバービジネスオンライン
キャッシュレス化でカネ、モノの動きはすべて可視化され、そのデータは消費者を「スコア化」。やがて、国民が格付けされる時代がすぐそこに迫っている……。現金至上主義は一掃されキャッシュレス社会へ邁進も4月…

個人がスコア化され、国民が格付けされる時代が来る。

格付けされると言われると、なんとなく嫌な気分になるかもしれませんが、私は単純に面白いなと思いました。

そもそも日本は現金を使いすぎなんですよね。

記事中にもありますが、欧米のキャッシュレス決済比率が40~60%なのに対し、日本はわずか20%程度なのだそうです。

それの何が悪いの?という疑問もあるかもしれませんが、記事にはしっかりと理由も書いてくれています。

日本は欧米に比べキャッシュレス化が進んでいないことで、ATM設置費用やレジ締めの人件費などで、
年間1兆6000億円を超える膨大なコストが発生しているのです。

詳しくは記事を読んでいただきたいのですが、ここで焦点となっているのはキャッシュレスが進む進まないうんぬんではなく、キャッシュレス化が進むことで、消費者がスコア化され、国民が格付けされる可能性があるという点です。

なぜキャッシュレス化と消費者のスコア化が関係するのかというと、
キャッシュレス=消費行動をデータで管理するというわけですから、お金の使い方のすべてがデータ化されるわけです。

そのデータさえあれば、その人が月にどれぐらい消費し、どんなものを購入し、どのタイミングで、どんな店で、どんな行動をしているか、またはその媒体にどれぐらいの頻度でお金をチャージし、一回でどれだけの金額をチャージするかなどの振り込みの特徴もデータとして残すことが出来るわけです。

クレジットカードで言えばどれぐらいの額を使っているのか、その支払いに滞りは無いのか、キャッシングは利用しているのか、分割払いをするのかリボ払いをするのかなど。
それらの消費行動も見られ、滞納なく返済しているのか、などを見られるわけです。

ここにスコア化が出来るポイントがある、というわけです。

キャッシュレス化が進んでいるアメリカや中国では、すでに消費者がスコア化され、その信用スコアで社会が成り立っているようです。

日本には今、スコアという概念はないので、もしそうなったらすべて監視されてるみたいでイヤ、という人も多いかもしれません。

でも、スコア化という、数字で表されていないだけで、結局今の日本もあんまり変わらないのでは?というのが私の見解です。

家を借りるときも審査、ローンを組む時も審査、クレジットカードを作る時も審査、お金を借りるときも審査。

その審査の基準はというと、結局過去の返済履歴だったり、クレジットカードの購入履歴だったりするわけですよね。

ならば、もっと正確に自分を知ってもらった方がいいかもしれない、と私は思うわけです。

ローンを利用したことがある人、ない人、それぞれいると思いますが、ローンを組む時は銀行の審査がいるわけです。

ということは、恐らく過去の入出金データを参照したり、借入の有無や今の貯金額や財産、その他のローンは組んでいないのか、などなど。
膨大なデータをもとに審査をしていると思います。

さらに、今の会社に勤めて何年とか、その会社の規模や信用はどうなのかなど、個人に関係のないところまで調査されます。

そこまで調査されるのであれば、むしろ今まで自分が築き上げてきた信用で判断される方がよほどいいのではないかと思います。

キャッシュレス化が進み、そのデータが蓄積されれば、きちんと誠実に過ごしている人にはそれなりの信頼のデータが出来上がっているはず、というわけです。

またローンの話に戻ってしまいますが、審査で落ちる理由には、会社に勤めてまだ数カ月だからとか、勤めている会社に信用がないからと理由があったりあします。

さらには、今までにクレジットカードの履歴もなく、借金やローンの履歴もなく、真っ白すぎるから、という理由で審査に落ちることがあると言われています。

明言はしないでしょうけど。

それならば、個人として信頼してもらう方が、審査をする側される側、双方にとってメリットがあると言えるでしょう。

ただ一つ言うならば、スコア、つまり人間を数字にするということはよくないのではないかと思います。

人の調査に過去の履歴を使っていただいても大いに結構。

しかし、その人が700点とか、500点とか、人や人の信頼を数字で表した時点で違和感を覚えるでしょう。

信頼は過去の実績。これは間違いありません。
しかし信頼は数字で表せないもの。これも本質でしょう。

数字で表すという点にはやはり違和感がありますが、
過去の自分の実績が信頼を生むのであれば、これはまさに平等な社会になると言えるのではないでしょうか。

キャッシュレス化で個人が平等に判断されるのであれば、それは素晴らしいことだと個人的には思います。

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