知識は得ることよりも活用することの方が大切。

自己啓発

人間はいくつになっても学び続けることが大切だとよく言われます。
それは間違いない事実です。
人は常に学び続けることでしか成長することは出来ません。

しかし重要なのは、何を学び、それをどのように活用するかということであり、学ぶことが目的となってしまっては、なんの意味も無いと言えるでしょう。

知識は力であるとよく勘違いされがちですが、残念ながら知識は力ではありません。
知識を活用することで、ようやく知識は力になりえるわけです。

せっかくの知識も活用することができなければ、それは無いものに等しいと言えるでしょう。

学生時代に、こんなことを勉強して何になるのだろう、と思ったことはないでしょうか。
実は、その気持ちこそ大切な感覚なのだと私は思います。

もちろん、学生は勉強が本業であり、例え意味が無いと感じていたとしても一生懸命学ぶことが大切だと思います。
いずれ何かの拍子にその知識が活きてくる可能性もありますし、また、どんな分野でも学ぶこと、それ自体が将来の大きな経験となるとも思います。

しかし、大人になってからは、自分のビジョンを決める必要があり、そのビジョンに沿ったことを学ぶ必要があります。
特にこの情報に溢れかえった今の世の中では、学びの取捨選択をしなければなりません。

つまり、自分の人生に活かせる学びをしなければならないわけです。
さらに、その学んだ知識を実際に活かす必要があるというわけです。

実際、たくさんの知識を持ち、素晴らしい能力をお持ちの方はたくさんいます。
しかし、そのような人たちが成功しているかと言うと、そうでないことの方が圧倒的に多いわけです。

逆に、豊富な知識を持っていなくとも、素晴らしい能力を持っていなくとも、成功している人はたくさんいらっしゃいます。

そのような人たちは自分に必要な知識はとことん取り入れ、それを実際に活用することで成しあがってきたと言えるでしょう。

つまり、知識がある人が必ずしも勝つとは限らないのがこの世の中です。

そして自分に足りない知識は人から借りる、という方法もあるのです。

あの自動車王と呼ばれるヘンリーフォードの有名な話をご存知でしょうか。

自動車王ヘンリーフォードは、教養のない無知な人間としてある新聞社に掲載されました。
それに反発したフォードは、名誉棄損でその新聞社を訴えたそうです。
そして裁判では、その新聞社の弁護士が、いかにフォードが無知な人間かを証明するために、学校で習うような問題を次々に質問したのです。
実際に、学校で習うような知識を持ち合わせていないフォードは、それらの質問に答えられませんでした。
しかし、勝ち誇ったような弁護士に、フォードは次のような言葉を述べたのです。

「そのような質問をするなら、私はあなたに言っておきたいことがあります。私の机の上には、たくさんのボタンがあります。その中の正しいボタンを押しさえすれば、私が必要としている知識を持った部下がすぐ来てくれ、正しい答えを私に教えてくます。私がどうしてあなたに答えるために、一般知識を全部詰め込んでおく必要があるのでしょうか。」

実は、自動車王と呼ばれるまで登りつめたヘンリーフォードも、一般知識には乏しかったのです。
一般知識どころか、むしろ自分のビジョンに必要な知識以外は、ほとんど無知だったのではないでしょうか。

そんな人でも、人の知識を借りるという知識を持ち、それを活用することが出来れば、自動車王と呼ばれるほどの成功を成し遂げることが出来るわけです。

つまり、知識は得ることよりも活用することの方が大切なわけです。

むしろ、自分自身で知識を得て、自分自身で活用することで出来る範囲なんてものは限られてしまいます。
それよりも、自分が必要な知識はとことん吸収し、それ以外の知識は他人に借りる。

つまり、他人の知識さえも上手く活用することが、成功のカギだと言えるわけです。

成功者と呼ばれる人は、やはり人の扱いが上手です。

実際に、ヘンリーフォードは実績が上がる前に、他の会社とは比べ物にならないぐらいに社員の給料を上げ、労働時間を短くし、社員に奉仕することで、社員がフォードに忠誠心を持ち、大きな成功をあげたと言われています。

あなたのビジョンはどんなもので、そしてあなたに必要な知識はどんなものなのか。

全てを詰め込むほど人生長くはありません。

あなたはあなたに必要な知識に一点に集中し、人の知識まで借りる。
これがあなたの人生を飛躍的に伸ばす、知識の得かたと活用の方法なのだと私は思います。

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