貯金が出来ない人に足りないのは、意志の強さではなく実感と危機感。

お金

「LIMOくらしとお金の経済メディア」の記事より。

「貯金が1円もありません…」みんなのお金の悩みとは? | LIMO | くらしとお金の経済メディア
お金に関する悩みを抱えている人は、決して少なくありません。とはいえ「お金に困っている」なんて大っぴらには言いにくいですよね。そのため「もしかすると、こんなにお金に悩んでいるのは自分くらいかも…」と感じてしまうこともあるでしょう。そこで今回は、お金の悩みを抱えている方に、こっそり状況を聴いてみました!みなさん、どのような...

貯金が全くない人の状況をまとめた記事があがっていました。
記事を見ると、さまざまな理由で貯金が出来ていないようです。

・流されやすく、誘いを断れない、流行っているものを買いそろえてしまう。
・大学の奨学金、自動車免許の教習代、車のローンなどの借金で貯金どころではない。転職も視野に入れているが、残業が多すぎて気力が無い。
・浪費癖があり、クレジットカードでつい買いすぎてしまう。リボ払いで毎月の支払いが一定なので、使いすぎている実感もない。

これらは貯金が出来ない人の典型的なパターンなのかもしれません。
しかし、これは貯金が出来ないのではなく、貯金することに本気で取り組んでいないのではないでしょうか。

記事中の人たちは、貯金が出来ないと悩んでいるそうですが、これはハッキリ言えば、悩みにさえならないと個人的には思っています。
なぜなら、この人たちは少なくとも貯金が出来ない理由を明確に自己分析できているからです。
だったら、それをやめたらいいんじゃない?というのが当然の結論でしょう。

彼らは決して分からないまま貯金が出来ていなかったり、借金を背負っているわけではなく、分かっているけどその衝動を抑えられないだけなのです。
それらの衝動を抑え、消費行動をやめれば、すぐにだって貯金が出来るでしょう。

それでもやらないというのは、意志が弱いということもあるのかもしれませんが、それよりもどこか他人事で、実感や危機感が無いのだと思います。

記事中に書かれている彼らの文末はこのように終わっています。

「いつになったらこの状況から脱却できるのか、不安でたまりません」
「リボ払いの返済が終わるのは、いったいいつになる事やら・・・」

このように、どこか他人事で、脱却出来たらいいなぁ、いつになるんだろうなぁ、という受け身の体制であることが分かります。
危機感が足りないのでしょう。

だから衝動を抑えられないし、もしかすると抑えようともしていないのかもしれません。
意志が強いとか弱いとかはその後にくるものです。
本人がその気にならない限り、貯金は出来ないでしょう。
借金が膨らんで、首も回らなくなってからようやく気付くのかもしれません。

原因が明確に、それも恐らく間違いなく正確に分かっているのですから、危機感を覚え、その気になりさえすればすぐに解決する問題でしょう。

また、大学の奨学金などは確かに大変な部分があるでしょうが、転職する気力がないというのも危機感が足りないのかなと思います。
確かに仕事をしながら転職活動をするのは大変かもしれませんが、仕事をしながら副業をするダブルワークをこなしている人だってたくさんいます。
また、もっと残業をしている人だってたくさんいるわけです。

この人が転職を視野に入れているのは、借金返済を含めた支出に対して収入が見合っていないからでしょう。
そうであれば、ズルズルと先延ばしにして借金返済が遅れたり、あるいは借金が膨らんだりする前に、ほんのひと時気合を入れて、少々無理をする期間を作ってでも、早く問題を解決した方がいいと言えます。

今回の記事は貯金が出来ない典型的な例だと思いますが、恐らく世の中にいる貯金が出来ない人のほとんどは、決して貯金が出来ない理由が分からないわけでもなく、意志が弱いわけでもなく、実感と危機感が足りないだけなのだと思います。

まだまだ冬は遠いから夏の間は大丈夫と思って遊んでいるキリギリスのままいると、冬になってから気づくことになります。
夏のうちから実感と危機感をもっていた蟻のような思考が大切になります。

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