コーヒー・マフィア、アマゾンプライムに学ぶ固定売上の大切さ

ビジネス

少し面白い記事を見つけたので紹介します。

月額3000円の「飲み放題コーヒー」が儲かるわけ | 外食
「月額3000円を支払えば、コーヒー飲み放題」。そのようなサブスクリプション(定期購入)形態のカフェが登場して、2年半が経過した。店の名は「coffee mafia(コーヒー・マフィア)」。現在、都内に3店舗(西新宿…

なんでも、コーヒー・マフィアというお店が、月額3000円を支払えば、コーヒー飲み放題という定額サービスを提供しているらしい。

東京都内に西新宿店飯田橋店銀座店の3店舗を展開しているそうなので、ご存知の方も多いかもしれません。

この定額サービスは実に面白いなというのが私の率直な感想です。

詳しいことは記事に記載されていますが、この定額サービスに登録している人はほぼ毎日利用しており、平均するとなんと月22回も利用されているそうです。

そして一度登録すると継続率はほぼ100%で、このお店の顧客になることがほとんどだそうです。

こうなると、利用されすぎて利益が出ないのでは、という心配もあるそうですが、コーヒーの原価は、正直たかが知れているでしょう。

お店のことを詳しく調べたわけではないですし、調べようもないですが、恐らくコーヒーでの利益よりもその他の飲み物やフードでの利益のほうが高いでしょう。

記事中でもついで買いによる商機を生むことが出来ると書いており、確かにここで利益を取れるだろうなと思います。

それよりも、なるほどと思ったのは、オンラインで会員登録するため、店側に会員の年齢や性別、来店時刻などのデータが蓄積されるらしい。

それにより、データによる分析ができ、新商品の開発や顧客の来店時間を予測することで効率のいい人員体制をしくことができたり、廃棄を減らしたり、逆に売り切れを減らしたり出来るなど、今後の運営方法の効率化が図れるそうです。

これは確かに大きなメリットになりそうだなと思います。

でも、私が面白いと思ったのは、やはり月額制度を取り入れたこと。

ただの月額制度、されど月額制度。

企業側から見る月額制度の面白いところは、最初から売上が確定するということです。

どういうことかと言うと、通常のカフェだとお客さんが来なければ売上が立ちません。
当然ですよね。

広告を打ち、宣伝し、営業をかけることでお客さんが来店されます。

それでなんとか家賃を払い、従業員の給料を支払い、経費を支払い、なんとか黒字になったとしましょう。
でも、また来月も同じことを繰り返さなければなりません。
そして、この体制だとお客さんが来ない限り売上は取れませんから、来月は黒字になるかどうかもわかりません。

さて、そこで企業にとっての救世主となるのが月額制度というわけです。

このコーヒー・マフィアというお店で例をあげるとすると、広告を打ち、宣伝し、営業をかけることで、1人につき3,000円の固定売上が立つわけです。

仮に、宣伝効果のおかげで100人が会員登録してくれたとすると、その時点で30万円の売上が立つことになります。

そして来月も同じことを繰り返さなければならないかというと・・・

違います。

100人のうち多少の離脱があったとしても、ある程度の固定売上は確保できるわけです。

さらに宣伝することで会員数を伸ばすことが出来たとすれば、もっと大きな固定売上が立つわけです。

固定売上は企業にとって非常にありがたい存在です。

売上を立てるために毎月毎月それなりの費用をかけて宣伝をしなければならないのであれば、いっそ多少は利益が減ったとしても、固定売上で確実な利益を得ることで、その企業は安定するというわけです。

この代表的な事例は、なんと言ってもアマゾンプライムでしょう。

物を販売するインターネットショッピングサイトであるはずのアマゾンは、顧客を囲い、より買い物をしやすいサービスや特典をつけることで、月額制の会員を獲得しています。

これにより、アマゾンは莫大な固定売上を立てているわけです。

仮に何も売れなくても固定売上だけは入ってきます。

コーヒー・マフィアで言うと、
仮にコーヒーが一杯も売れなくても固定売上だけは入ってくるのです。

これが月額制の大きなメリットです。

他にもこの仕組はたくさんありますよね。

スポーツジムの会員制度だったり、ゴルフクラブの会員制度、定期購入、定期購読などなど。

世の中にはたくさんの会員制度や月額制度、年会費があります。

そこに、飲む人は毎日飲むであろうコーヒーを持ってきたというのは、素晴らしい発想だなと思いました。

まだまだ固定売上を作れる商売はたくさんあるかもしれませんね。

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