個人の時代がやってくる。進行する企業の崩壊。

ビジネス

「これからは個人の時代がやってくる」
こういう話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

実際に、フリーランスという言葉やフリーエージェントという言葉が当たり前のように使われるようになりました。

会社に雇われず、個人で稼ぎ生活していく人は圧倒的に増えています。

では、なぜこのような現象が起き、個人の時代がやってくると言われているのでしょうか。

企業の安定が崩壊し始めている

まず第一の要因として、企業の安定性の崩壊があげられるでしょう。

昔は企業が終身雇用を保証してくれていたり、勤続さえしていれば昇給が保証されていました。
さらにはボーナスも支給され、多額の退職金をもらえました。
企業はあらゆる面で私たちに安定を保証してくれていたのです。

しかし今はどうでしょうか。

終身雇用なんて言葉は死語に近いものになっていて、昇給するのは一部の優良企業だけ、もしくは昇給したとしても雀の涙ほど。
それも毎年昇給する保証もないし、今後はどうなるかわからない。

退職金が出る人も限られているでしょう。
そもそも自分が退職するときに退職金というもの自体が存在しているかどうかさえ怪しいところがあるのではないでしょうか。

そう、つまり労働者が企業に求めているものが崩壊しつつあるのです。

ならば、会社に縛られずに自由に働きたいという発想になるのが自然な流れです。

それでも、少なくとも今は安定して固定給というものをもらえるため、従業員として会社で働く人が多いわけですが、
経済成長は伸び悩んでいて、今後さらに経済状況が悪化していくことも予想されます。
将来の不安もあるでしょう。
さらには、AIの登場により、いつ自分の仕事がなくなるか分からない状況にもなっています。

だから多くの人が、潜在的に稼ぐ能力を身に着けなければいけないと気づき始めているのでしょう。

前向きな人ほど会社の不当競争に気づき始めている

次に理由としてあげられるのは、会社の中での不当競争です。

昇給や昇進は、仕事が出来て、会社の利益に貢献した人が得られる権利である。

と言いたいところですが、本当にそうでしょうか。

会社を良くするためにたくさんの改善案を提案し、業務に取り組み、実際に業績は上がったが、上司から反感を買い、全く昇進出来ないどころか逆に追いやられてしまうというのはよくある話です。

上司の顔色をうかがい、仕事はそこそこに、世渡り上手に働いている人の方がよっぽど昇給なり昇進をする、ということが多々あります。

もっと言えば、そもそも会社の体制として、営業部が一番偉くてその他の部署はわき役だ、というような会社もあるでしょう。

つまり、自分があげた実績の分だけ評価されるとは限らないわけです。

上司に気に入られてさえいれば昇進する会社はゴロゴロあるのではないでしょうか。

この時に感じる「おかしいだろ!」「なぜ?」が会社に勤めることへの違和感を生んでいるのでしょう。

個人がメディア化出来るようになった。

Facebook、インスタグラム、TwitterなどのSNSや、ブログ、YouTubeなど。

それらのツールを使って個人がメディア化出来る時代が到来しました。

インフルエンサーという、世の中に影響力を持つ人がたくさん現れ、年収数千万、トップレベルになると数億という人も多数生まれ始めています。

実際に、有名な大企業でさえもそれらの人物にプロモーションを依頼するという流れが出来ています。

自分もそのようなメディアを作れば個人で稼げるのではないだろうかと思い始めている人が増えているのは間違いないでしょう。

そして、企業のPRよりも個人の口コミを聞きたい消費者は、それらの情報を参考にサービスを受けたり購入することが圧倒的に多くなってきました。

つまり、企業自体もプロモーションしてくれる企業ではなく、プロモーションしてくれる個人を必要とし始めているのです。

この連鎖で会社の魅力はさらに失われていく。

さてここまでで、これからは個人の時代がやってくる理由を説明してきました。

企業の安定が崩壊し始めており、出来る人ほど会社の不当競争に気づき始めている。

そして個人がメディア化出来る時代に入り、会社に不安や不満を持つ人たちが個人で稼ぐことを選び始めています。

これは紛れもない事実でしょう。

この企業からの人離れこそが、さらに企業が衰退ていく原因となり、不安定さを加速させます。

そこから始まる連鎖が、個人の時代到来に拍車をかけるだろうと予想できる最たる理由です。

個人の時代が来た方が、国は安定するのではないか?

最後に、完全に私個人の見解となるのですが、
今まで国も我々個人も、企業に依存しすぎていただけなのではないか?
と思うのです。

日本経済が安定している時代はもう終わりました。
終身雇用の時代も終わりました。
会社に勤めていれば安泰という時代は終わりました。

ならば、会社からの給料を生活の柱として考えている個人は非常に危険な状態なのではないでしょうか。

その柱が崩れたら・・・。

今までは企業に依存していても、企業が安定的に給料を支払ってくれていましたが、ハッキリ言ってその保証はもうありません。

企業に勤めて頑張ることはもちろん悪いことではないですが、柱が一本では危険な時代だということは理解しておかなければならないでしょう。

今の日本は、いつその一本柱が崩れてもおかしくない状況なんだと理解しておくべきでしょう。

そしてみんながそのような気持ちで、会社からの給料という柱と、プラス自分で得られる収入という二本柱にしておけば、自分自身の生活のリスクをでき、企業に対する依存も減るわけです。

解雇になれば収入が無くなる、会社が倒産すれば収入が無くなる、就職できなければ収入が無い。

それが企業に依存しすぎていた何よりの証拠であり、かなりのリスクをおかしていた証拠ではないでしょうか。

もしこの企業依存がなくなり、企業以外からの収入を得るということが常識化されれば、国民全体の生活が安定するでしょう。

そうなれば、国が今まで保証していた雇用問題や生活保護問題、さらには年金問題など、あらゆる問題が解消されてくるのではないかと私は期待するのです。

稼ぐ個人が増えれば、結果的に納税額も増えると思っています。

今、日本は働き方改革を進めようと言ってますよね。

私は前述したすべてが、国が働き方を変えようと言わずに、「改革」だと言っている理由なのではないかと思います。

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