才能とは、同じ情熱、気力、モチベーションを 持続することである。

名言

才能とは、同じ情熱、気力、モチベーションを持続することである。

- 羽生善治 -
(日本の将棋棋士。永世竜王、十九世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖の称号資格保持者。将棋界で初の全7タイトルを独占した最強棋士と呼び声の高い人物。)

何かを成し遂げようと決断した時や、目標に向かって行動する決意を決めた時、人はとてつもないやる気と高揚感で胸がいっぱいになります。
恐らくほとんどの人がそのような感覚になったことがあると思います。
しかし、その時のやる気とは裏腹に、長くそのことを継続していると、どうしてもモチベーションが下がってしまいがちです。
このモチベーションが下がる理由は色々あると思いますが、やはり目標と現在地との距離の遠さを感じてモチベーションが続かないことが多いように思います。
大きな目標であればあるほどその距離は遠く、日々の進捗なんてほんのわずかであり、成果が見えにくいものです。
そうすると、ただ毎日同じことの繰り返しをしているだけのように感じ、楽しく無くなってくるし、辛くもなってきます。
だから人は、決断した時から日を増すごとにモチベーションが下がってしまいやすいのだと思います。

では、どのようにすればモチベーションを継続できるのか。

よく言われることは、大きな成功を勝ち取るためには、小さな成功体験を重ねることが大切だと言われます。

これは真理だと思います。

小さな成功体験、つまり努力に対しての成果が表れることで人はモチベーションを維持出来たり、さらに高いモチベーションを持つことが出来ます。

例えば甲子園を目指している、あるいはプロ野球選手を目指している人が居たとします。
その志がどれだけ高くても、毎日毎日辛い練習だけではどうしてもモチベーションは下がってきます。
しかし、やはりその中に公式戦、練習試合、紅白戦と言った成果を試すことの出来る機会があるからモチベーションを保てるわけです。
あるいは、練習の中でも投手なら球速が5キロ速くなったとか、打者なら柵越えを何本打てたとか、そのような成果が目に見えるからモチベーションを保てるわけです。

これらが小さな成功体験です。

つまり、甲子園に行く、プロ野球選手になるという大きな目標の中に、どれだけ小さな目標を持てるかが大切になってくるわけです。

余談ですが、私の6歳の娘は新体操をやっていますが、コロナの影響で練習らしい練習や発表の場などが無くなってしまいました。
日々ストレッチで体を柔らかくすること、あるいは基礎練習ばかりを家で続けていました。
それが続いた時、辞めようか迷いだしましたが、最近少しコロナが落ち着いてきたことで、以前のような練習を少しずつ再開出来るようになってきました。
そうすると、やはり新たなことに挑戦したり、その教わったことが出来るようになることで、再びモチベーションが回復したようで、また楽しそうに新体操を続けています。

つまり日々の辛い努力の中にも、成果という成功体験を得られるから人はモチベーションを保てるわけです。
そうであれば、成果を可視化することが大切だと言えます。

大きな目標を持つことは非常に素晴らしいことです。
しかし、そればかりを見て、それしか見えていなければ、モチベーションを維持し続けるのは難しいと言えます。
そしてモチベーションを維持出来なければ、そこに待っているのは挫折です。

モチベーションが下がっている状況で物事を継続するということは、忍耐というものだけを頼りに継続することになります。

よほどの忍耐力の持ち主なら、あるいはそれでも目標を達成してしまうのかもしれませんが、やはり忍耐だけでそこまでたどり着くのは至難の業だと言えます。

だからこそ、小さな成功体験が必要であり、小さな成功体験を得るために、日々の進捗、日々の成果を可視化出来るようにし、モチベーションを維持することが大切です。

あまりに小さすぎる成功体験は、それはそれで意味をなさないかもしれませんが、とにかく成果が見えるような仕組みを作ることが大切です。

何かをやってみて、感覚的に良いからとか、感覚的にダメだからという風に取り組んでしまうと、いずれそのこともやめてしまいます。
企業の広告戦略が上手くいかない理由の大半はここだと思います。
やってみるけどフィードバックを得る仕組みがしっかりしていない。
だから無意味だと感じやめてしまったり、ダラダラと継続して赤字を出してしまう。

これは私たちの人生の目標でも同じことが言えます。

大きな目標に向かっているのに、なんとなく継続していると無意味だと感じやめてしまったり、ダラダラと継続して時間を浪費したり、取り返しのつかない失敗をしてしまう。
しかし成果がしっかりと見えていれば、良い成果なら継続するモチベーションにもなり、悪い結果なら改善するという新たなことに取り組むモチベーションが生まれます。

羽生善治氏の言う、才能とは、同じ情熱、気力、モチベーションを持続することであるということは、忍耐だけではなく楽しみながら、次へ次へとチャレンジしていく精神を持てることが大切であるという意味ではないかと思います。
そしてそのためには、日々の努力の結果が見えることが大切であり、成果を可視化するための仕組みを作ることが大切なのだと私は思います。

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