はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざり。石川啄木に学ぶこと。

名言

はたらけどはたらけど
猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る

- 石川啄木 -
(明治時代に活躍した日本の歌人・詩人。本名:石川 一〔はじめ〕)

名言と言うよりは歌であり、歌集「一握の砂」の中の1首です。

この短い言葉にとても生活が困窮していることが見えます。
そのような時代であったわけです。

まさに今の日本はこのような時代に戻りつつあるのではないかと思います。

働けど働けど、生活が楽になるどころか、どんどん困窮していく。
そのような人たちは明らかに増えているのではないでしょうか。

そして今後、この流れは加速していくと私は思っています。
決して他人ごとではありません。

例え困窮していなくとも、働いても働いても生活が楽にならない人というのはたくさんいるのではないでしょうか。

皆頑張っているわけです。

しかし、それでも楽にならない人が多いのは、時代の変化であると言えると思います。

このブログでは何度もお伝えしていますが、明らかに企業が崩壊し始めています。
それでも企業に勤め続ける風流は変わりません。
しかし、会社に勤めている限り、主導権は会社にあるわけです。

会社の数字が上がれば給料は上がることでしょう。
しかし会社の数字が上がらなければ、いくら頑張っても給料は上がりません。

それでも、一昔前までは安定して数字を伸ばす会社が多かったために、それなりに給料は上がり、会社に勤めてさえいれば生活は安定していたわけですが、今は数字を伸ばす会社自体が少なくなっています。
仮に数字を伸ばしている会社であっても、何が起きてもおかしくない今、会社も貯金をしておかなければいけないので、儲けたお金は内部留保するため、さらに給料に還元されにくくなっていると言えます。

このような状況であるために、今の時代はまさに働けど働けど、生活は楽にならないわけです。

このような状況を打破するにはどうすればいいのか。

仕組みを変えるしかないわけです。

今勤めている会社で、働いても働いても楽にならないのであれば、その仕組みを変える必要があるわけです。
収入を得る仕組みを作る必要があるということです。

今の会社を退職し転職する、副業で給料の他に収入を得る仕組みを作る、投資でお金を生む仕組みを作るなど。
今ある環境を変えるしか、ここを脱却する方法はないと考えるべきだと私は思います。

人は、現状が上手くいっていないときにどういう思考になりやすいか。
それは、もっと努力しよう、もっと時間を費やそうという思考になりやすいものです。

しかし考えるべきは、もっと頑張ればなんとかなるものなのか、もっと時間を費やせばなんとかなるものなのかということです。

もっと頑張る、もっと時間を費やすという心構えは、それはそれで素敵なわけです。
もし今勤めている会社で、自分自身はただの平社員であり、昇進すれば大きく稼げるというのであれば、そのようなアプローチで仕事に打ち込むことはいいことだと思います。

しかし、この会社に勤めていても将来が見えないとか、周りに豊かになっている人が居ないというのであれば、アプローチを変える必要があるわけです。

最近話題になっていた、
12年勤務して手取14万円「日本終わってますよね?」
というのはまさにそうであり、12年も頑張って手取り14万円しかない日本が悪いわけではなく、もちろん、12年も頑張ったことが悪いわけではありません。

しかし、アプローチが間違っていたと言えるのではないでしょうか。

お金を稼げていないから、もっと頑張る、もっと時間を費やすのではなく、そもそもの仕組みを変える必要があるわけです。
今の時代はそういう時代であると私は思っています。

一生懸命頑張ることは尊いことです。

しかし、間違ったアプローチにその一生懸命さを費やしていては、
はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざり、になりかねないわけです。

現状に違和感があるのであれば、現状のままさらに努力するのではなく、現状に疑問を持ち、アプローチを変える必要がないかを考える、それが自分の労力を最大限に活かすコツだと私は思います。

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