生き残ることのできる生きものは最も優れた生態能力を持った種族ではなく環境の変化に順応できる種族である。

自己啓発

皆さんはこんな言葉をご存知でしょうか。

生き残ることのできる生きものは
最も優れた生態能力を持った種族ではなく
環境の変化に順応できる種族である。

- チャールズ・ダーウィン -
(イギリスの自然科学者、地質学者、生物学者、植物学者)

かの有名なダーウィンの言葉です。

この言葉を小泉元首相も改革を進めるにあたって引用していらっしゃいました。
そして私もこの言葉の通りだと思っています。

世の中は日々刻々と移り変わっていくものです。
時代にも流れというものがあります。

流れというものは相当な力を持っているもので、流れに乗れば何もしなくとも進んで行きます。
しかし、流れに逆らえばどれだけ一生懸命泳ごうとも、ボートを漕ごうとも、はたまた大きな船であろうとも、なかなか前に進むことは難しくなります。

流れとはそれだけ大きな力を持っているものです。

エンジンのついた大きな船であっても、つまり、優れた生態能力を持った人でも、やはり流れに乗れなければいつか力尽きてしまうわけです。
これもまた自然な流れであると言えるでしょう。

では流れのままに身を任せればいいのかというと、そうでもないわけです。

流れに身を任せるということと、順応するということはまた違います。
流れに身を任せると、いつか本当に流され、自分では制御不能となってしまいます。
そういうことでは当然、変化に対応出来ているとは言えないわけです。

結論から言うと、変化に対応できない理由は物事の本質や原則をとらえていないからです。

物事の本質が見えていなければ、どうしても過去の成功体験を頼ってしまいがちです。
それは時代が変わったとしても、これでうまくいくはずだと考えてしまうからです。

足し算が理解出来ない人は掛け算を理解することは出来ません。
しかし、学校では九九を暗記するということをします。
つまり、足し算を理解していなかったとしても、九九を暗記さえしていれば掛け算が出来てしまうわけです。

こういうことが世の中にはたくさんあります。

物事の本質や原則を理解していないのに、上手くいくという法則やテクニックを使って物事を進めることがたくさんあります。
そしてその教えられたとおりのテクニックを使えば、うまくいくことが結構あります。

するとそのやり方がいいのだと思い込み、いつまでもそのやり方に固執してしまうという結果になります。
もし上手くいかなければ、この部分が不足していたからだと、同じやり方のまま、精度を上げようと努力するわけです。

しかし過去の成功は足かせになるとよく言われるように、変化をとらえていなければ、それはただの時代遅れの成功法にしかすぎません。

残念ですが、そこに固執すればするほど、時代という流れに逆らうことになります。

環境の変化に順応するためには、物事の本質や原則をとらえておく必要があります。
とらえているからこそ、変化の異変に気付くのであり、その対応方法が見えてくるわけです。

九九しか知らなければ、小数点が出てきたり、分数が出てくると、たちまち困り果ててしまいます。

そういう時に本質をとらえていない人がどうするかというと、今できることを一生懸命するという一択になってしまうわけです。
つまり、上手くいかないのは精度が悪いから、もっと精度を上げるよう努力をしようと考えるわけです。

そうなってしまうと、やはり私は正しいと考え、断固として流れに逆らうか、そのまま流されてしまうかのどちらかになってしまいます。

本質を理解していれば、どこでどんな異変が起こっているのかを見つけることが出来、広い視野を持ち、それに順応するという選択肢を導き出すことが出来るわけです。

いくらものすごい力を持っていても、本質を理解しておらず、応用できなければ変化に順応出来ません。

本質を理解している人は、私たちが春の次は夏が来ると理解しているのと同じように、次の展開を予測することさえ出来てしまうわけです。

いかに強く、パワーがあるものでも、本質を理解していなければ、または流れをくみ取ることが出来なければ衰退していく。
これはダーウィンの言葉通りであり、過去の歴史から見ても明白なものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました