怒らないのと、怒れないのは全く違う。自分にとって大切なものが脅かされているときはヘラヘラ笑っていてはいけない。

哲学

人間には喜怒哀楽という感情があり、それらの感情によって人間は動くものだとされている。
その中でも最もコントロールしなければならない感情は怒りであり、怒らない方が良い、怒りを抑えることは重要な事だと色々なところで述べられている。
私もそのように思うし、このブログでも何度も怒りを抑えることの大切さや、怒りをコントロールする方法を書いてきた。
ほんの一部だけれど、下記記事も参考にしてほしい。

怒りはコントロールできる。そして怒りの感情は自分次第で味方にもなる。

人生は何度も生まれ変わる?程度の低い行為をする人は皆人生1回目であり、人生2回目以上である私たちは相手になってはいけない。

とは言え、全ての怒りを抑えるべきだとは思わない。
時には例外として、怒りを放出すること、怒ることも大切だと思う。

例えば部下や後輩などに、
「感情で動くな、怒りは何も生み出さない、怒りをプラスのエネルギーに転換しなさい」
などと言うと、
「じゃあニノミヤさんはどんなことがあっても怒らないんですか?家族に危害が及んだときはどうするんですか?」
という質問をちょこちょこされることがある。

私の中でこのような質問はナンセンスだと思う。

家族に危害が及ぶようなことがあれば、当然私も怒るし、相手を攻撃する。
それは一見、普段言っていることと矛盾しているようだけれど、大切なものを守る必要があるならば、時には戦うことも必要だと思う。

もちろん、これは実質的に危害を加えられる場合だけではなく、自分の中で譲れないことがあったり、守るべきものがあるときは、戦うべきだと思う。

自分が生きている意味みたいなもの、例えば、それこそ家族であったり、夢であったり、それら自分の人生の目的みたいなものを傷つけられたり、馬鹿にされても怒らずニコニコ笑っているのはちょっと違うと思う。
それはヘラヘラしているだけなのではないかと思う。

尾田栄一郎さん著書の大人気漫画「ワンピース」で、

おれは酒や食い物を頭からぶっかけられようが
つばを吐きかけられようがたいていの事は笑って見過ごしてやる
……..だがな!!
どんな理由があろうと!!
おれは友達を傷つける奴は許さない!!!!

という名ゼリフがある。

私は、きっとこのセリフの中に怒るべきところとそうでないところが凝縮されていると思う。

つまり、どんなに腹が立っても、くだらないことに怒りを放出させてしまっては、そこには無駄な争いしか生まれない。
けれど、自分にとって大切なもの、大切な人、大切な事柄が脅かされているのに、ヘラヘラ笑っていてはいけない。

私の場合は自分の夢、仕事、そして家族を揺るがされるようなことがあれば、牙をむいて戦うと思う。
そのほかのことは、怒りを覚えないわけではないけれど、それを放出させないようにしている。

また、自分の確たる意見や意思があるのに、他人にそれは違うと言われてその意見や意思を簡単に曲げるようでは、やっぱりそれらは大したものではないのだと思う。
もちろん、何でもかんでも怒っていては何にもならないけれど、戦わなくてはいけない時は、戦う意思表示をするためにも多少の怒りを持っていてもいいと思う。
そこでヘラヘラ笑っていたり、仰せの通りにしていれば、都合よく使われ、自分を見失うだけだと思う。
ゴマすり上手が嫌われる最たる理由だと思う。

怒りを抑えなければならないのは、もっとくだらないこと。
くだらないことで怒りを放出していては、無駄な争いを生むだけ。
けれど、守るべきことに対しては戦わなければ、大切なものまで失ってしまう。
失ってはいけないものは、何があっても失ってはいけない。
怒らないのと、怒れないのは全く違う。

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