当たり前だと思っている「今」というかけがえのない時間は、必ずいつか消え去る。

自己啓発

以前にもこのブログで紹介したけれど、アメリカの有名な作家であり、経営コンサルタントであるスティーブン・R・コヴィー博士の著書、「7つの習慣」の一文に、

「終わりを思い描くことから始める」

という一文がある。

この終わりを思い描くことから始めるとは、自分の最期を思い浮かべることで、自分の人生にとって大切なことや、大切な人、自分がどのような人間でありたいか、などが見えてくるということ。

詳しくは以前の記事を参考にしてもらいたい。
誰の心にも残らずこの世を去ることほど悲しいことはない。

終わりを思い浮かべることで、自分にとって本当に大切なものや人、自分が本当に求めていることが見えやすくなり、それが人生の指針となって、効果的な人生を送りやすくなる。

しかし 終わりを思い浮かべることでの利点はそれだけじゃない。
終わりを思い浮かべることでもう一つの利点がある。

それは、当たり前に思えるような今を大切にすることが出来ること

私たちは、普段当たり前だと思っていることに対しては、何の感謝も喜びも感じないものだと思う。
当たり前に感じているのだから当然だと思う。
けれど、終わりを思い浮かべることで、その当たり前のことさえも当たり前ではないことに気づくことが出来る。

例えば、自分が最期を迎える時を思い浮かべる。
恐らく、病院のベッドか自宅のベッドで天井を見上げ、家族や親戚、知人に看取られているというところだろうか。
寿命なのか病気なのか、いずれにしても、きっと動くことさえできない。
そんな最期を迎えている自分が、現在の自分を振り返ったなら、現在の自分がとてもうらやましく感じると思う。
今は日々の生活に不満を感じていたり、退屈に感じているかもしれないけれど、最期を迎えた自分にとっては、そんな当たり前の日常でさえ、とてもありがたいものに感じると思う。
仕事に行けること、ただ散歩に出かけられること、大好きな家族とただ一緒に過ごせること。
そんな当たり前の日常が、とても貴重なものに感じると思う。

自分はいつか死ぬ、衰える。
それに気づいたとき、今与えられているこの時間がとても貴重なものであることにも気づくことが出来ると思う。

あるいは、自分の最期の場面でなくても構わない。
例えば、小さなお子さんをお持ちの方であれば、子供がいつかは大きくなって自分のもとから離れていくことを想像すれば、きっと今の時間を大切にするだろうし、子は親が先立つことを想像すればもっと優しくなれると思う。

要するに、当たり前だと思っている今という時間は、必ずいつか消え去る。

終わりを思い描くことは、当たり前だとさえ思える今という時間の大切さに気づかせてくれるものだと思う。

いくらお金を稼ごうが、いくら立派になろうが、普段は当たり前のように思える大切なその時間は決して戻らない。
そのことに気づかせてくれるから、今を真剣に生きようと思える。

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