自分の領域の外に一度出るだけではダメ。自分の領域の外に居座り続けることが大切。

自己啓発

人は誰でも、1度や2度は何かを決心し、それに向かって努力しようと行動することがあると思います。
自分の理想の人生を思い描き、それを叶えるために努力をしたり、自分の夢を実現させようと努力したり。
あなたにもそのような経験はないでしょうか。

しかし残念ながら、思うようにその理想や夢をかなえられる人は少数派です。
なぜ決心したはずなのに、その理想や夢を叶えることが出来ないのでしょうか。

私が思うには、まずこの決心の度合いが弱いということです。

一度決心をしたのであれば、それ以外の事は犠牲にしてもいいと思えるほどの決心が必要なのだと思います。

それ以外の事を犠牲にするということは、退路を断つということです。
今まで得られていたほんの些細な幸せなどを代償にして目標に進んで行く必要があります。

ソフトバンクの創業者でありトップである孫正義さんは、事を成すために、高校時代にアメリカへ渡米しました。
その際に、高校へは退学届けを出し、アメリカで勉強するという選択をしたわけですが、学校の先生たちは、何も今じゃなくてもいいじゃないか、卒業してからでも遅くない、もしどうしても今行きたいというのであれば、退学ではなく休学にしてはどうかと提案したそうです。

しかし孫正義さんは、自分は弱い人間であり、もしアメリカで嫌になって戻りたいという気持ちになった時に、戻ってくる場所があってはそこへ逃げてしまうということで、断固として退学することを選択したそうです。

まさに退路を断ったわけです。
戻る場所を自ら無くし、その目標に専念したわけです。

これぐらいの熱意と決心があれば、
それは「決心」というものから進化を遂げ、「決断」に変わります。

つまり、心に決めるという決心ではなく、決めて断ち切るという決断に変わるということです。

この断ち切るということが大切なわけです。

人間とは弱いもので、心に決めただけではすぐにそれは崩壊してしまいます。
なぜなら、やはりその慣れ親しんだ環境が一番落ち着く場所であり、楽な場所であるからです。
これが習慣のパワーです。

決心のパワーが弱ければ、この習慣の強いパワーにいとも簡単に引き戻されてしまうわけです。
そのために、退路を断つという方法は有効な方法だと思います。

決心し、今まで居た自分の安心領域の外に出るだけでは足りません。
その領域で居続けることが大切なわけです。

多くの人はその領域の外の辛さに、ついつい元の領域に戻ってしまいがちです。
決心したことを達成するために、一度自分の領域の外に出ることは出来ても、
なかなかその領域に居続けることが難しいのだと私は思います。

ここに居続けるには、やはり強い決心、そして決断、揺るぎない信念が必要でしょう。
一度自分の領域の外に出たからには絶対に戻らないという断固とした姿勢が大切です。

そのようにして、その領域に居座り続けていれば、それが当たり前になり、それらの環境でいることや、それらの行動が習慣となり、いずれ元の場所の方が違和感を感じるようになります。

そしてもう一つ、よく限界を突破するとか限界を打ち破るという表現がよく使われるので、自分の領域の向こう側へ行くには今の状況、つまり内側から外側に向かって力を向け、壁を打ち破るイメージを持つことが多いと思うのですが、それは勘違いだと私は自信を持って言えます。

実は自分の領域を突破するときに必要なのは、自分の内側から外側に力を注ぐのではなく、一気に外側に行く必要があります。

なぜなら、自分の領域とはそもそも自分が勝手に作り出した領域であり、その内側にいるうちは、やはりその領域に依存しているわけであり、その強い習慣のパワーに引っ張られている状態であるわけです。

そんな状況では、なかなか自分の領域から出ることは出来ません。

勝手に決めた自分の領域から出ることが最短距離であり、そうしなければいつまでも自分の領域に引っ張られ続け、その領域から出ることは非常に困難となります。

決心、決断とは、今までの自分の領域から離れることから始まるわけです。

まずは自分の領域という魔の手から離れ、そして二度とその魔の手に引っ張られないように、自分の領域外に居座ることが大切なわけです。

取り留めない話になってしまいましたが、要するに、決心したとしても今までの自分の領域にいるうちは本当の決心とは言えないということと、自分の領域の外に出たとしても、そこに居座り続ける忍耐が無いようでは本当の決心とは言えないということです。

決心を強固なものとして、決断に進化させ、今までの自分とは違う新たな領域に居座り続けることが、次のステージに上るための最短距離であり、不可欠な行動であると言えるでしょう。

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