意見を聞くこと、知識を得ることは大切ですが、最後は自分自身で考え、結論を出すべきである。

哲学

何かに行き詰った時、あるいは何かの選択に迷ってしまった時、ついつい人のアドバイスを頼りにしてしまうということはないでしょうか?
それ自体は決して悪いことでは無いと私は思いますが、あまり深く考えずに人のアドバイスに乗ることは危険だと言えます。

自分の人生、結局は自分で選択していかなければなりません。

人の意見を取り入れたり、色々な知識を吸収することは非常に大切なことですが、それら全てを鵜呑みにしていいわけではありません。
吸収した知識の通りそのまま実行する前に、まずはそれを元に自分で考えて結論を出すということが非常に大切になってきます。

そのように、考えて自分で結論を出すという習慣を身につけることで、得た知識を有効に使うことが出来、応用もきくようになり、成長することが出来ます。

得た知識を深く考えもせずに実行するだけでは大きな失敗を招きかねません。

深く考え、自ら出した結論で失敗したのであれば、失敗の理由を分析することも出来、次につなげることも出来ますが、ただ人の意見を取り入れただけでは失敗の原因さえも分からないために、次に活かしにくいと言えます。

また、そもそもどれだけ偉い人の意見であったとしても、それが正解かどうかなんて分からないわけです。
その道のプロと言われる専門家でも意見が分かれることがあるわけです。

例えば、同じ医者と言う専門家がいても、診る人によっては病名が違ったり、その病気の原因が違ったりします。
治療法が違ったり、薬が違ったりもします。
ましてや、年月が経ってしまえば今まで良いとされていたことでも、実は良くないことだったということも多々あります。

その代表例として、昔は運動中の水分補給は良くないとされていましたが、今は水分補給しないなんてありえません。
これと同じように、今はそれが良いとされていることでも、数年後にはまったく良くないことをしていた、ということは十分にあり得るわけです。

このように、絶大な信頼をおける医者という専門家でも、人によって、また時代によって言うことが変わってくるわけです。

また、テレビを見ていると、ジャーナリストが今後の景気動向の予想をしていたりします。
チャンネルを変えれば、同じように景気動向の予想をしているジャーナリストがいるが、よく聞くとさっきのチャンネルのジャーナリストと真逆の事を言っている、ということもよくあります。
ある専門家は景気は良くなっているというが、ある専門家は景気は悪化しているという。
ある人はこのままでは日本は崩壊するというが、ある人は不必要に心配しすぎることは良くないという。

その道のプロと呼ばれる人たちであっても意見が分かれるということであり、世の中どんなことでも絶対はないということです。
専門家が言うことであれば全て正解ではないということであり、全てに信憑性があるということでもありません。
その人たちの意見を聞いたり話を聞いたりして学ぶことは大切ですが、過度に信じすぎたり信頼しすぎたり、鵜呑みにしたりしてはいけないということです。
それらを取り入れたばかりに、あなたが大きな損害を被ったとしても、誰も責任を取ってくれません。

責任の所在はあなたにあるわけです。

この世の中、どんなことでも自己責任です。

そう考えれば、他人の意見だけを頼りに行動するということがどれほど怖いことかということをなんとなく感じるかと思います。

そもそもどれだけ偉い人であっても、本人である自分の気持ちや状態、知識量や行動力、実力を知っているのは自分だけであり、他の誰にもそのことは分からないわけです。
だからこそ、それら意見を取り入れ、自分自身でしっかり考え、結論を出す必要があるということです。

他人を信頼するなということではありません。
責任の所在を他人にゆだねるなということです。

自分自身の人生は、自分自身の選択の連続であるべきだと私は思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました