自己肯定感は自尊心を築くことで勝手に生まれてくるもの。自己肯定感を得るためのテクニックは妥協や言い訳につながりかねない。

哲学

キャリコネニュースで自己肯定感について書かれている記事がありました。

自己肯定感はどうすれば高められる? "認めたくない自分"も認識して「そんな自分も私だから許してあげようよ」と声を掛けてあげる
自己肯定感の高め方は? 最近よく目にする「自己肯定感」という言葉。様々な解釈がありますが、私が考える自己肯定感とは、「この自分でよし!」と自分の存在を肯定できる気持ちです。 でも、「この自分でよし!」と自分の存在を肯定することなんてとても出来ない。どうしても自分の事を否定してしまう。そんな人が「この自分と一緒に生きてい...

最近自己肯定感について述べられている記事はよく見かけます。

自己肯定感とはその言葉通り、自己を肯定すること。

ですから、自己を肯定するにはこのように考えればいいという記事をよく見かけますし、キャリコネニュースに書かれている内容もそのような内容でした。
ぜひご覧いただければと思います。

しかし私は、自己肯定感とはそのように考え方で確立させるものではなく、やはり自分の行動や結果で確立していくものだと思っています。

つまり、自己肯定感とは自尊心を築くことで生まれるものであり、それを築き上げもせずに考え方で自分を肯定していこうというのは少し危険だと思っています。

もちろん、それらの考え方を否定する気はありませんが、もしダメな自分でも考え方を変えることで受け入れていこうというのであれば、それは弱点に目をつぶることになってしまいかねません。

やはり人間とは、長所と短所があれば、強みも弱点もあるわけです。
そして人はその長所を伸ばし、短所を改善することで成長していけるものです。

もちろん、短所を補うほどの長所があれば、その弱点に目をつぶってもいいことも多々ありますが、弱点は弱点と知っておかなければなりません。

それを弱点だと知り、自らその弱点を認めるからこそ、謙虚な気持ちになる事も出来、他者の協力の大切さを知る事だって出来るわけです。

よくプラス思考に考えようと言われますが、プラス思考で考えていいものといけないものがあると私は思っています。

例えば、起こった出来事に対してプラス思考に考えることはいいと思います。

事故を起こした、けど幸い命は落とさなかった。
人生どん底まで落ちてしまった、けどこれで失うものは何もない。

といった風に、起きた出来事をプラスに捉えるかマイナスで捉えるかで、今後の行動は180度変わってきます。

しかし、自らの能力や結果までをプラス思考で考えてしまうと、妥協や言い訳につながりかねません。

上を目指す人はどこまでも貪欲です。
そしてやはり自分に厳しいものです。

自分の能力や結果に妥協せずに前に進み続けるからこそ自尊心が築かれ、自然に自己肯定感が生まれるのだと私は考えています。

もちろん、何から何まで自分を否定し続ける必要はありません。
自分の好きな部分、得意な部分、頑張っている部分、これらは肯定してあげればいいでしょう。
というよりも、やはりその部分は自然と肯定するものだと思います。

その肯定できる部分を自らの手で増やしていくことが大切なのだと思います。

考え方で自己を肯定するというのは一つの手法であり、テクニックであるかもしれません。
しかしテクニックだけでは人間のレベル、人格は上がらないと断言できます。

とは言え、その考え方のおかげで精神的に楽になり、プラスの方向に進めることもあるかもしれませんので、一概にそれが悪いというつもりはないですし、人には人の考え方もありますし、今日紹介した記事も、それらを踏まえて書かれた記事なのかもしれません。

ただ、私個人の意見としては、順序が逆なんじゃないかと思います。

つまり、自己肯定感を得るためにどうするかと考えるのではなく、自己を肯定出来るような人生を歩むための行動をとることで、自己肯定感は勝手に生まれてくるものだということです。

だから、どうしたら自分を好きになれるだろうと考える前に、自分の理想像はどのようなものなのかを考え、それに向けて行動するべきだと思うわけです。

そうすれば、自分のことを好きになれるでしょうし、自己肯定感は勝手に生まれてくるはずです。

賛否両論はあると思いますが、私の勝手な哲学でした。

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