時代、景気、社会、政治、そんなことはどうでもいい。状況を変えたいのなら、原因を自分の中から探すしかない。

自己啓発

日刊SPA!の記事にて。
40代の4人に1人が貯金ゼロ…本当に自己責任なのか?
という記事があがっていた。

記事中には、貯金が0円の40代は23.2%いるという調査結果から、今の40代は就職氷河期を体験したロスジェネ世代であり、雇用が不安定で貯金すらままならない人もいると書かれている。
また、正規雇用と非正規雇用、大手企業と中堅・中小企業、業界別や職種間の格差により、賃金格差が生まれていて、この格差社会が貯金ゼロの大きな要因となっていると書かれている。
さらに、お金が貯まらない理由の一つである浪費の激しさ。
これもその人だけが悪いわけではなく、仕事のストレスでつい高い買い物をしてしまったり、酒量が多くなってしまっているような人たちもいると書かれている。

最近、この自己責任論と、それに反対する人たちの議論をよく目にする。
ハッキリ言って、どっちが正解なんて分からないし、どっちでもいい。
しかし、結論から言えば、自己責任だと捉えないと、改善の余地がないから自己責任だと捉えるほうがいいと思う。

確かに時代によって苦しい時もあれば、不運に見舞われてしまうこともある。
しかし、サブプライム、リーマンショック、コロナ禍の時代はどうなるのだろう。
時代を就職氷河期以前に巻き戻したとして、私たちのおじいちゃんおばあちゃん世代、言わば今80~100歳の人たち、あるいはそれ以前の人たちはどうなるのだろう。
戦争が原因で貧困になったから、全て戦争が悪いんだ、と言うのだろうか。
いや、戦争が悪いと言ってもいい。
しかし、そこから何か生まれるだろうか。

話を戻すと、就職氷河期という時代が悪かった、格差社会が悪い、そのせいで浪費が増えてしまった。
仮に本当にそうだったとしても、その考え方から何か生まれるだろうか。

変えることが出来る唯一のものは自分しかないと思う。
そうであれば、仮に自己責任論が間違っているとしても、自己責任だと考えるべきだと思う。

原因を自分の中から探せばそれを改善することが出来る。
しかし、原因を自分の外から探せば自分で改善する余地はなく、ただただ良い方向に流れるようにお祈りするしかない。

時代の流れをコントロールすることは出来ない。
しかしその時代の流れの中でどう生きるのかは自分でコントロール出来る。

そもそも時代も、景気も、運も、いい時もあれば悪い時もある。
それをいちいち取り上げて、あの時代が、今の景気が、この社会が、政治が、運が・・・などなど。
それらが悪かったと主張したところで、自分への慰めにはなるかもしれないけれど、状況は絶対に変わらない。
だから、この議論はどっちが正解でもいい。

けれど、状況を本当に変えたいのなら、原因を自分の中から探すしかない。
自己責任ではないという慰めを受けるよりも、自己責任だと捉えて状況を変える方がよほどいいのではないかと思う。

厳しい状況から這い上がるのは簡単なことではないと思う。
私も子供のころからそれなりに貧困を味わってきた人間なので、一般の人よりもその気持ちは分かっているつもり。
だけど、原因を自分の中から探せば少しずつでも状況を変えることが出来る。
原因は自分の外にあると思えば状況を変えることは出来ない。

自己責任論とその他の責任論のどちらが正解かは分からないけれど、少なくとも言えることは、自分の外側の原因を探すより、自分の内側の原因を探す方が、間違いなく状況を変えることが出来る。

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