自己責任論という言葉が諸悪の根源なのかもしれない。自分が悪いと思う必要もないし、誰が悪いか探す必要もない。

自己啓発

貧困層と呼ばれる層が増えてきた今、日本では自己責任論に関して討論されることが多くなったと思う。
自己責任論は本当に正しいのか?
貧困に陥る人たちを、本当に自己責任論で片づけていいのか?
このように、貧困に陥る人を簡単に自己責任論で片づけてはいけないという考え方が広がってきたと思う。

今の世の中はいつ何が起こるか分からない。
会社の倒産、自身や家族の病気などで、働きたくても働けなくなる人もいると思う。
確かにそのような人達を、自己責任で片づけてはいけないと思う。
けれど、それは周りが自己責任ではないから支援してあげないといけないと考えるのは勝手だけれど、自分自身は常に自己責任で考えておかないといけないと思う。

「7つの習慣」の著者として有名なスティーブン・R・コヴィー博士の言葉に、
問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である。
という言葉がある。

これは、物事の原因は常に自分の中にあるという考え方。
このように考えることによって、自分の中に原因を見つけることが出来、それを改善することが出来る。
もし問題は自分の外にあると考えてしまうなら、その問題の原因は他者が握っていることになり、自分では解決できなくなってしまう。

だからこそ自分の中から原因を見つけることが大事になり、自分の外に原因を探すことは自分のためにはならないと思う。

しかし重要なのは、この、原因は自分の中にあるという考え方は、自分が悪いと考えるわけではないということ。
例えば、何らかの形で他人に裏切られた時、どっちが悪いかと言えば裏切った側が悪いと考える方が多いと思う。
それに対して、裏切ったあいつが悪いと考えたところで、いつまでも怒りが残るだけで何も新たな道は拓かれない。
例え100人中100人の人が相手が悪いと言ったとしても、自分の中に原因はないか考えてみることが大事だと思う。
そうすれば、そもそも人を見る目がなかったんだとか、そのような言動が出ていたなど、気づくことがあると思う。
そう考えることで、今後に活かすことが出来るし、そもそもそのような人には近づかないという選択も出来るようになる。
だから、決して自分が悪いとか他人が悪いとか、何が悪いとかいう問題ではなく、少なくとも自分の中にも原因があるはずだと考えることが出来るかどうかがとても重要だと思う。

話を戻して、経済的な自己責任論に関しても、確かに不運に見舞われて貧困に陥った人は多い。
けれど、それを不運だったと片づけてしまえば、今後も運に頼ることになってしまう。
そうではなく、自分の中にも原因があったのではないかと考えることが大切だと思う。

何らかの精神的な病にかかってしまったのであれば、働きすぎなどで無理がかかっていたのではないか、そうなる前に打てる手があったのではないかなど。

私自身、仕事の無理がたたって精神的な病気にかかったことがあるし、その病とは多分一生付き合い続けないといけないから、病にかかることの絶望感はよくわかる。
その病が原因で、外出も困難になり、収入も途絶え、借金を背負うところまで貧困に陥った。
けれど、やっぱり今思うと自分の働き方や私生活に問題があったと思う。
病にかかった当初は、何で自分がこんな目にあわなければならないのか恨んだけれど、きっと恨むだけでは何も変わらなかったと思う。

もちろん、そのような状況に陥ってしまった人は、そのような状況に陥った時のために社会保険というものを支払っているわけだから、国から支援を受ければいいと思う。
それに関して、他人が自己責任だと攻め立てるのは違うと思う。
けれど逆に、自分自身が自己責任ではないんだと主張するのも違うと思う。

もっともっと根本的なことを辿れば、自分がその職場で働くことを決定し、自分がその環境を受け入れたと言える。
病にかかる前に、逃げることも出来たはず。
あるいは、会社の倒産によって貧困に陥る人も、それを想定して不測の事態に備えることが出来たかもしれない。
このように、出来事の原因には少なからず自分にも原因があると思う。

それは、決して自分を責める必要があるという意味ではない。
自分が悪いとか他人が悪いとか環境が悪いとか、諸悪の根源を見つけても仕方がない。
改善できるのは自分の内側だけだということ。

そうであれば、例え小さなことであったとしても、自分の中にある原因を見つけ、それを改善していくことでしか、自分の未来を変えることは出来ないと思う。

自己責任論という言葉が悪く、それについて討論をするから、誰が悪いのかという悪者を探す癖が世の中に広まっているのかもしれない。
きっとこの問題はもっとシンプルで、自分の中に原因を探すことが出来ればそれを改善することが出来、他人や環境からその原因を探そうとすれば何もできない。
ただそれだけだと思う。
少なくとも言えることは、自分の外に原因を探しているうちは何も変えることは出来ないということだと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました