自信を持つことは大切だが、過信は良くない。「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」である。

自己啓発

以前にこのブログで、

根拠のない自信は自己達成予言を左右する。

という記事を書きました。

そこにも書きましたが、
成功者は成功したから自信があるのではなく、自信があったから成功したわけです。
自信を持つことに根拠は不要で、とにかく根拠のない自信を持つことが大切です。
その自信が大きければ大きいほど、物事が上手くいきやすいと言えます。

しかし、自信は持てば持つほど陥りがちになってしまうのが、自分の実力を過信することです。

自信とは、その字の通り自分を信じることであり、自分の可能性を認めることであります。
だから、自信を持てば持つほど可能性が広がります。

しかし過信は違います。
過信は過度に信じることであり、自分の力量や姿が見えていないということです。
それと同時に、周りも見えていないということであり、状況把握や分析が出来ていないという事になります。

状況が分かっていないから、自分の力量以上の事に立ち向かおうとしてしまうわけです。

何事もチャレンジしてみるということは大切ですが、引き際も大切であるわけです。
引き際が分かっていないと大けがをします。
自分を過信していると、その引き際が分からなくなってしまうわけです。
結果、立ち直れないほどの大けがを負ってしまうことがあります。

孫氏の兵法では、「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉があります。

現代では「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉に置き換えられることが多いですが、これは向かう敵や物事の実情と、自分の力量を正しく知れば、負けない戦いが出来るという意味です。
まさにこの言葉の通りで、敵や物事の状況を知るだけでもダメで、自分の力量を知るだけでもダメだという事です。
さらには、自分の力量さえも正しく測れていなければ、物事が上手くいくはずがないという事です。

自分の力量を正しく知ること、敵や物事の状況を正しく知ることなく物事に立ち向かうのは、丸腰で戦場に向かうのと同じぐらい危険であるということです。
今、その事を成し遂げたり、立ち向かう実力が無かったとしても、いずれ成し遂げられるという自信を持っておけばいいわけです。
そして正しくその敵や物事の状況と自分の実力を把握しておけば、その目的地がはっきりと見え、同時に自分の現在地が分かります。
これも物事を達成するための重要なことだと言えます。

過信をすると、敵や物事の状況も自分の実力も見えなくなります。
だから当然、目的地も自分の現在地も見えません。

自信を持つことは大切ですが、一歩間違えれば過信になってしまいます。
この少しの違いには、天と地ほどの大きな違いがあります。

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