皆が不満を持つ理由である、会社の見えない不平等さを説明しようと思う。

ビジネス

昨日のブログで、
問題の本質は、年功序列制度、学歴社会、会社の評価制度ではない。
という記事を書いた。

そこにも書いたように、多くの人が、年功序列、学歴社会、会社の評価制度に不満を持っていると思う。
自分はこんなに頑張っているのに、上司がきちんと評価してくれないとか、高学歴なのに学歴のないほかの人と給料が変わらない、あるいはその逆で、実力はあるのに学歴がないせいで給料が低い、年功序列のせいで、大した働きをしていない上司より給料が悪いなど。
会社に対する不満は人それぞれたくさんあると思う。

けれど、そもそも論で言えば、会社とは不平等なものだと思う。
それは、企業の構造を見れば簡単にわかる。

不平等を生む企業の構造とは?

会社勤めをすると、基本給というものが貰える。
言わば1カ月働けば、その賃金は保証されるということ。
例え能力が低くても、仕事をサボっていても、その基本給だけは貰える。
その人が、その基本給分の仕事をしていなかったとしても、貰える。

では、基本給分も仕事が出来ない人の給料分はどこで補填されているの?
と考えれば、間違いなく給料以上の仕事をしている人達が補填していることになる。

会社が基本給を保証してくれているように見えるけれど、会社の財源は社員が働くことによって生まれるのだから、社員同士で補填しあっていると言える。
もしも全員が基本給分の仕事をしなければ、その会社は倒産するのだから、この構図は間違いないと言える。
一見、平等に見える会社の仕組みとは、実はこのような不平等の上で成り立っているということ。
だから、多くの人は知らず知らずにこの違和感を感じ、不満を抱えることになる。

つまり企業とは、社員が働いて稼いだお金を一度回収し、それをある意味皆に平等に支払う分配方式だと言える。
この平等な分配方式が、不平等を生む原因だということになる。

もし自分個人成績が前年よりも10%増加したところで、その分を還元されるわけではない。
100万円の契約をとったからと言って、その分を還元されるわけではない。
それらのお金は一度会社が預かり、皆に分配することになる。

皆が不満を持つ根本的な原因は、この企業の構造である分配方式にあるのだと思う。

その代わりに安定した給料を得らえる。

とは言え、その企業の構造、分配方式が悪いのかと言うとそうではないし、企業とはそうあるべきだと思う。

私たちはついつい不満にばかり目を向けがちだけれど、その分安定した給料を得られている。
これは企業が分配方式を採用しているからこそ、私たちの基本給が保証されていると言ってもいい。

確かに納得がいかない部分はあるかもしれないけれど、その分安定した給料という恩恵を受けられているのは、企業に勤めているからだと思う。
そうであれば、企業に勤めて安定した給料を得ると選択したのは、紛れもなく自分であると言える。
自分が安定の道を選択し、その会社と契約を結んだことになる。

不満ばかりに目を向けるのではなく、その置かれた状況でどのような行動をとるかが大事になってくると思う。

もしそれでも不満があるのであれば、完全な成果報酬型の会社に勤めるなり、自分で起業するなりしなければ、その不満はどこの会社で勤めても消えないと思う。
それは、どこの企業も前述したような分配型で成り立っているから。

頑張ったら損?

そう考えれば、頑張った人は頑張っていない人のために働いていることになり、頑張っていない人は頑張っていなくても稼いでくれる人の恩恵にあずかることが出来るという構図が出来てしまう。

その構図は間違いないと思う。

じゃあ頑張ったら損じゃないかと思われるかもしれない。
確かに、この構図だけで見ると、間違いなく頑張っている人が食い物にされて損であることは間違いないと思う。
けれど、やっぱり頑張って、実力を発揮する人には、それなりではあるけれど対価は払ってくれる。

私がよく言うのは、どうせ同じ時間を拘束されるなら、いい加減に過ごすよりも、一生懸命頑張って給料を上げたりスキルを磨いた方が得だと思うということ。
もし基本給を得るためだけに会社に居続けるなら、本当に時間を切り売りしているだけになる。
お金をもらうために会社に拘束されるだけの人生になってしまう。

けれど、前述したように、置かれた状況でどのような行動をとるかが大事だと思う。

どうせ同じ時間を費やすなら、少しでも自分を磨くために使ったり、給料を上げるために使ってみてはどうか、と私は提案したい。
それが、勤めながらも自分の時間を無駄に使わない手段だと思うし、その考え方と磨いたスキルは退職後にも活きてくるものだと思う。

まとめ

とは言え、この記事を読んでサボった方が得だと思う人がいるのであれば、それはそれで、考え方は人それぞれだから構わないと思う。
自分にとって何が優先事項なのかは人によって違うし、私の意見が正しいと言うつもりなんてこれっぽっちもない。
頑張ろうと思う人だけ頑張ればいい。

そしてもう一つ、会社に勤めていては損だと思う人もいるかもしれないけれど、前述したように、会社にはその分安定がある。
(その安定も崩れかけているけれど)

要するに、自分自身が何を求めていて、どのように考え、どのような人生を送りたいかが大事であって、仕事なんてものは人生を謳歌するための手段に過ぎないのだと思う。

だから、起業なんてとんでもない、成果報酬なんてとんでもない、生活が脅かされるのは困る、という人は、会社に勤めればいい。
けれど、その選択をした以上、不満を述べる前に、その状況下でどのような考え方や行動をすることが大切なのかという風に考えるべきだと思う。

安定を求めながら青天井の収入を望むことは出来ない。
逆に、起業しながら安定を望むことは出来ない。

置かれた状況を変えることは出来るけれど、その状況を脱出する気がないのであれば、その状況でどうするかに集中するべきだと思う。

不満を言い出すときりがないし、その不満はきっと自分では解決できない問題だと思う。
出来ることに集中することが大切なのだと思う。

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