顕在意識は氷山の一角。しかし、強力な潜在意識を左右するのは顕在意識である。

自己啓発

顕在意識は氷山の一角である、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
顕在意識とは、私たちが普段持っている意識であり、考えたり判断したりする、言わば普段の思考であり、意識の事です。
それとは別に、私たちには潜在意識というものがあります。
潜在意識とは過去の経験や習慣、価値観、思考などによって作られた無意識的な意識の事です。

私たちは普段、物事を考えたりするときに顕在意識を使っていますが、実は私たちの現状を作っているのは、ほとんどが潜在意識の力によるものだと言われています。
顕在意識によって作られる現実の割合は5~10%程度であり、潜在意識によって作られた現実は90~95%だと言われています。
この割合から、顕在意識は氷山の一角だと言われているわけです。

そうは言っても、潜在意識という得体の知れないものがどういうものかも分かりませんし、本当にそんな力があるかも分からないという人も多いと思いますので、潜在意識の力が分かるある実験の話を紹介します。

船に乗っていたある気の弱そうな乗客に、
「あなた、顔色が悪いですよ。きっと船酔いです。奥の部屋で休まれた方が良いですよ。」
と言いました。
するとその乗客は、実はどこも具合は悪くなかったのですが、船酔いの自覚症状を感じ出したそうです。

なんとなく想像できませんか?
あるいは、自分でもそうなりそうな気がすると思う人もいるかもしれません。

実はこれこそが潜在意識の力であり、自分の顕在意識ではどこも具合は悪くなかったのに、それを指摘されたために、その指摘が潜在意識に届き、具合が悪くなってきたということです。

これは、体温を測って熱があった場合、急に具合が悪くなるのと同じことです。
また、催眠術というものも、顕在意識とは別に、潜在意識に直接働きかけているものであるわけです。

つまり、潜在意識とは、とても影響を受けやすく、暗示にかかりやすいと言えます。

しかし、この実験には続きがあります。
次は乗客ではなく、普段から船に乗っている乗組員に同じことを言いました。
するとその乗組員はジョークだと思い笑ったそうです。
自分が船酔いなどするはずがないという自信が、その暗示を跳ねのけたわけです。

この乗客と乗組員の差は、自分に揺るぎない自信があったかどうかという部分にあります。

乗組員は自分が船酔いなどするはずがないという自信がありました。
一方その自信がない乗客は暗示を受けて本当に気分を悪くしたわけです。

実はこのようなことは、私たちの現実の世界でもたくさん起こっています。

私たちは日ごろから、そんなことできるはずない、あなたには才能がない、今さら遅い、結局は運次第、というような、たくさんの常識という暗示を受けています。
しかし、その暗示に洗脳されるかどうかはあなた次第だということです。

先ほどの乗組員と同じぐらい絶対的な自信を持っていれば、それらの言葉に洗脳されることはありません。
しかし、乗客と同じように人の言う事を真に受けるようでは簡単に洗脳されてしまいます。

だからこそ自信というものが大切であるわけです。
そこに根拠などは全く必要ありません。

自分はこういう人間であるという揺るぎない自信を持っておけば、その自信は90~95%の現実を作る潜在意識の門番となるわけです。

潜在意識は、良い悪い、好む好まないに関わらず、影響を受けます。

何も考えずただ人の言葉を鵜呑みにし、影響を受けていると、自分の思い描く理想の人生とは程遠い、とんでもない方向に進むこともあるわけです。

だからこそそこには強力な門番が必要になります。
その門番には、自信や信念、願望という栄養が必要になります。
それを与えれば与えるほど、その門番は強くなり、やがて潜在意識もそちらの方向に進もうとします。

潜在意識は無意識的なものであり、人生の90~95%を左右する強力な力を持っているものですが、その潜在意識の方向は、わずか5~10%の顕在意識をどのように使うかで決めることが出来るわけです。

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