あなたは決断という言葉を簡単に使ってはいませんか?
私は結構簡単に決断、決断と言ってしまいます・・・。
何かを決定したときや決意したときに、決断という言葉はよく使われますよね。
しかし何らかの決定や決意をしただけでは決断とは言いません。
ジェームス・スキナーという人物をご存知でしょうか?
私のブログでも、この方の動画紹介という形で何度か紹介させてもらっているものすごい人物です。
すべての問題解決方法、それはその問題が小さく見えるほど大きな人間になることだ。ジェームス・スキナーの動画が面白い!
後悔の人生を歩むな!諦めるな!人生を変えるジェームス・スキナーの動画紹介。
これらのブログも合わせてご覧いただければと思いますが、このジェームススキナーの言葉に、
「決断とは、決めて断ち切ること。」
という言葉があります。
決断という言葉を目にしたときに、大抵の人は決めることに重点を置きがちですが、
どちらかと言うとこの断ち切ることの方が大切だったりします。
もちろん、揺るぎない強い決意が必要なことは言うまでもありませんが、その決意だけではなかなかうまくいかないことも多いでしょう。
そこには「習慣」という根強い鎖がついているからです。
何かを成し遂げるという決意は素晴らしいし、重要なことではありますが、それと同時に、今までの習慣、つまり今までつながれていたその鎖を切る必要があるわけです。
その鎖を切らない限り、まるで引力に引き寄せられるかのように、今までの習慣に引っ張られ、決意した方向とは逆方向に引っ張られてしまいます。
そこで必要なことが、やはり断ち切ること。
今までの習慣を断ち切ること。
今までの環境を断ち切ることが重要になってくるわけです。
人間の行動にはすべて、駆動力と抑止力というものが働きます。
駆動力とは進む力。
抑止力とはそれを止める力。
つまり、習慣を断ち切らない限り、決意が駆動力となり、習慣が抑止力となるわけです。
それはまるで、アクセルを踏みながら同時にブレーキを踏んでいるようなもので、パワーの浪費になってしまうわけです。
パワーが浪費してしまうと、せっかく揺るぎない強い決意を持っていたとしても、いずれその力は弱まり、元の自分へと戻ってしまいがちです。
決意だけではなかなか事はうまくいかず、やはり決断することが重要となるわけです。
今までの習慣を断ち切ることほど、人間にとって怖いことはありません。
自分の安心領域の外に出るわけですから、なかなか断ち切ることは難しいでしょう。
しかし、先に説明した通り、断ち切ることなく決意のパワーだけで進むことは難しいし、効率が悪いと言えるでしょう。
何かを成し遂げると決めたのであれば、それと同時に今までの習慣を断ち切ること。
これが、あなたにとって大切な決意をスムーズに進めるための重要な要素だと言っていいでしょう。
そして今までの習慣を完全に断ち切り、あなたの目指す方向にとって良い行動や環境が習慣化されれば、
今度はその良い習慣が強い鎖となり、あなたを離さず、良い方向に引き寄せ始めるわけです。
まずは揺るぎない強い決意を持つこと。
そして今まで自分を離さなかった習慣という鎖を断ち切ること。
そして新たな習慣を味方につけること。
強く決意することは素晴らしい。
しかしそれだけでは不十分なわけです。
一度決めたらそれ以外のことは断ち切る。
これが必要になってくるわけです。
決断し、わき目もふらず、一つの事に全力を尽くしていきたいものです。
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