考えて考えて考え抜くこと。木の根を育てなければどれだけ枝葉をきれいにしてもやがて枯れ果てる。

自己啓発

以前にこのブログで、
成長のプロセスには順序があり、それを飛ばすことは出来ない。
という記事を書いた。

そこでも書いたけれど、子供は寝返りを打ち、ハイハイが出来るようになり、歩くことが出来るようになる。
この順序を飛ばしていきなり歩き出すことはないし、ハイハイが出来るようになってから寝返りを覚える子供もいない。
しかし、私たちはついついこのことを忘れ、基礎もそこそこに、いきなり試合に出ようとしたりする。
本当のスポーツなら、そのような選択をした瞬間、悲惨な結果が自分に現れる。
実際に試合に出なくても、想像するだけで十分そのことは分かる。
でも人生のプロセスの観点で見ると、基礎を学ばずともそれなりに成長し、それなりに大人になり、それなりに対応出来てしまう。
だから、ついつい勘違いしてしまう。
勘違いしてしまうから、すぐに成功しようとか、楽して生きていこうと考え、はやりのテクニックや手法に手を伸ばしてしまうことがある。

株やFXなどの投資でも、儲かる方法などの情報が出回ることがある。
確かに、今まで誰も気づかなかったような儲かる方法は存在すると思う。
でも、その方法が出回ってしまった時点でその情報はもう古い。

ビジネスでも、時代の変化とともに必ず一過性のはやりみたいなものが出てくる。
確かにその方法で儲かった人はたくさんいるのだけれど、その情報が出回った時点でやはりもう遅い。
あるいは、大成功した人の成功ストーリーなどがあるけれど、それを真似してみたところで上手くいかない。

これらすべてがうまくいかない理由はとても簡単で、前提条件が違うから。

時代も違えば資金力も違うだろうし、環境も違えば人脈や時間、物資など使える資源も違う。
さらに、その成功方法が世間に出回ってしまっているとなれば、その成功をつかむのは新たな手法を生み出すよりも難しいかもしれない。
そう考えれば、やはりテクニックや手法というものは、確かに大切な知識にはなりえるけれど、人生を決定づけるほどの力は持っていないと思う。

つまり、大切なのはその土台であり、器であり、人格であり、木の根っこの部分だと思う。

ヘンリー・デイヴィッド・ソローの言葉に、
悪の葉っぱに斧を向ける者は千人いても、根っこに斧を向ける者は一人しかいない。
という言葉がある。

私たちはついつい日々の忙しさにとらわれて、肝心な木の根っこの部分が見えなくなることがある。
だから、次から次へと問題が起こるけれども、その問題が根っこのせいだとは思わない。

それと同じように、私たちは新たなテクニックや手法を使って、すぐに結果が見える枝葉の部分にばかり注力する。
しかし、根っこの部分がしっかりしていなければ、いくら枝葉をきれいに見せたところでいずれ枯れてしまう。

だから、大切なのはやっぱり根っこの部分。
そこを育て上げなければ、せっかくのテクニックや手法もうまく使えない。
あるいは、一時的にきれいな枝葉になったとしても、永続的な成功はない。

やっぱり、土壌を育てたり、根を育てたりすることが何より大切なんだと思う。
そうして、自分の根っこが育ってくれば、テクニックや手法も上手に使えるようになる。
そしてそれらの本質が見えてくるようになるんだと思う。

成功ストーリーやテクニックが役に立たないわけではない。
むしろ、それらを参考にしたり、ヒントを得たりすることはとても大切だと思う。
ただ、そっくりそのまま真似をするだけでは意味がない。
それらが上手くいった理由、その本質は何なのかと常に考える。
そうしているうちに、自分の木の根っこの部分が育ち、本質が見えてくるようになり、やがてそれらのテクニックや手法を活かすことが出来るのだと思う。

まずは考えて考えて考え抜くこと、そして自分の木の根を成長させ、本質を見抜くことが大切なんだと思う。
ということは、やっぱり大前提として自分の頭で考えるということが何より大切なんだと思う。

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