根性論だけでは成果は上がらない。正しい方向にエネルギーを注ぐことが重要。

自己啓発

REAL SPORTSの記事より。

ダルビッシュ有が否定する日本の根性論。「根性論のないアメリカで、なぜ優秀な人材が生まれるのか」 | REAL SPORTS (リアルスポーツ) | スポーツの"リアル"を伝える
日本球界の至宝にして、唯一無二のアスリート、ダルビッシュ有。全4回にわたる『REAL SPORTS』独占インタビューも、いよいよ今回で最終回となる。近年、記録的な人気を博している高校野球だが、いまだ旧

「ダルビッシュ有が否定する日本の根性論」という記事があげられていました。

今や日本を代表するメジャーリーガーであるダルビッシュ有選手のインタビューだけに、もちろん野球のことが語られているのですが、そこには野球だけにはとどまらない人材育成や成長の本質が語られていました。

記事中に書かれているダルビッシュ選手のインタビュー内容を少し引用させてもらうと、

「でも、日本経済界に優秀な人材がどれくらいいるかを見ると、他の国に比べて少なくないですか?例えばアメリカ。いわゆる先を行っているこの国には優秀な人材がたくさんいます。アメリカには根性論のような考え方がないのに、なぜそんなに優秀な人材が生まれるのか。それってきっと、人生でたくさん訪れる苦しい場面を乗り越えていくための打開策を、自分自身で考えているからだと思うんですよね。一方で日本では、いろいろな経験をしたのに、自分の成績や収入、能力に結びついていない人が多い。根性論については一度考え直さないと。」

と語られています。

どちらかと言えば、私は根性論も好きです。

しかし、ダルビッシュ選手が言うように、根性論だけでは成果に結びつかないことも多いと思います。

個人的には根性論も大切だと思っていますが、
その根性やエネルギー、行動が正しい方向に向いていなければ効果性は非常に薄いと言えます。

時には、とにかくがむしゃらに一生懸命やり、その中でたくさんの事を学んでいくことも大切なのかもしれませんが、そればっかりでは効率が悪すぎます。

野球の世界では、正しくない素振りを1000回やるよりも、正しい素振りを1回やる方が良いとも言われますが、これはどんなことでも同じだと思うわけです。

つい先日、
人間は皆投資家である。私たちは有限であるお金、時間、エネルギーをどう使うかを常に判断している。
という記事にも書いたように、私たちのお金や時間、エネルギーは有限であるわけです。

その大切さを知っていれば、ただがむしゃらに根性だけで突き進むことは非常に効率が悪く、その資源の無駄遣いだということに気づくはずです。

遠い昔、私はとある人から、
「読書ってすごい素敵なことだと思うんです。だって、その人が長い人生をかけて経験してきたことを数時間で学ぶことが出来るんですから。」
という言葉を聞きました。

この言葉は何年も経った今でも私の中に印象強く残っていますが、要するにそういうことだと思うんです。

学ぼうと思えばいくらでも情報がある世の中であり、実行する前に精度を高めたり、より正しい方向に進むための知識を得ることは出来るはずです。

色々な知識を得て、自分の中で考えてより正しい方向へエネルギーを注ぐ。
これが一番効率が良く、正しく、そして早く成果に結びつくと私は思っています。

もちろん、知識を得るだけで満足する知識貧乏の頭でっかちになってはいけませんし、行動しながら学び考える、ということも大切です。

学んでも分からないこと、考えても分からないことがあるのであれば、時には思い切って行動することも大切でしょう。

このことに関しては以前にこのブログでも書きました。
一度の経験に勝るものはない!松下幸之助さんの名言から学ぶこと。

しかし、その思い切った行動からも、その結果から学び、考えることが重要であるわけです。

ただがむしゃらに努力するだけでは効率は悪く、そしていつか大きな失敗を招く恐れがあります。

結局は根性で突き進んだり、とにかく努力し続けるというように精神的なエネルギーを使うよりも、学び、考えるという思考にエネルギーを使う方が効果性は高く、そして精度も高いと言えるのではないでしょうか。

有限であるエネルギーを正しい方向に使うために努力する。
その状況になってようやく根性を見せればいいわけです。

私の尊敬するスティーブン・R・コヴィー博士はこのように述べています。

もし、はしごをかけ違えていれば、一段ずつ昇るごとに間違った場所により早く近づくだけである。

根性を見せる前に、本当にその方向が正しいのか、まずは考えてみるべきではないでしょうか。

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