固定費を見直せ!「住居編」 ~マイホームにかかる固定費の見直し~

お金

以前にこのブログで、
節約するなら消費や浪費の変動費を見直すより固定費を見直せ!
という記事を書いた。

そこにも書いたけれど、変動費の節約をするよりも、固定費を節約する方が断然効果が高い。
そして固定費の見直しは破壊力がある。

具体的にどのような固定費を見直していくべきかということは、以前に書いているので参考にしてほしい。

固定費を見直せ!「自動車編」
固定費を見直せ!「住居編」 ~マイホームは本当に必要なのか?~

今日は代表的な固定費の一つ、住居について見ていきたいのだけれど、その中でも賃貸ではなくマイホームにフォーカスし、見直すべき固定費を書いていきたいと思う。

購入前の人は本当にマイホームが必要なのかもう一度見直そう

マイホームは人生の中で最大の買い物になる人が多いと思う。
生きていく中で、数千万円単位の買い物をすることはなかなかないと思う。
しかも、大抵の人は手元にあるお金で購入するわけではなく、ローンで購入する。

私たちは借金はいけませんと教わってきたはずなのに、家の購入に限っては莫大な借金を簡単に背負う。

そんな大きな買い物なのだから、皆が買っているから買う、というような、なんとなくでの購入は絶対に避けるべきだと思う。
購入するなら今後のことも見つめて真剣に検討する必要がある。

そして持ち家とは資産ではなく負債である。

これに関しては以前の記事、
固定費を見直せ!「住居編」 ~マイホームは本当に必要なのか?~
で詳しく書いているのでそちらを見ていただきたいのだけれど、簡単にまとめると、家を購入することでかかる費用が大きすぎるということ。
住宅ローン金利、固定資産税、修繕費用など。

また、家は購入した瞬間に資産価値が目減りする。
仮に3,000万円で購入した家なら、その資産価値は購入した時点で2,000万円に下がるといわれている。

この資産価値の目減りと、上記に書いたような固定費を合わせると、家がもう一軒建つぐらいの出費になる。

でも、売却出来る資産を持つことになるじゃないか、と言われるかもしれないけれど、それこそ前述したように家の資産価値は年数に応じてどんどん目減りしていく。
不動産業界では20年で建物の資産価値はゼロになると言われている。
売却したときの資産価値よりも、圧倒的にそれまでに支払う固定費の方が高い。
トータル的に資産を減らすものなのだから、やっぱり負債であることには間違いない。
賃貸で住むよりも多い出費が必要になることを理解しておかなければならない。

とは言え、マイホームを購入すること自体が悪いわけではない。
マイホームだからこそ得られる心の豊かさもあると思う。

要するに、これだけの高い買い物であり、今後も大きな固定費がかかってくることをよく理解した上で購入しなければならないということ。
マイホームを購入する分、どこかで出費を抑えなければならないのだということをよく理解した上で購入を決断しなければならない。
そうでなければ、購入後にローン返済のために働き続けるという悲惨な生活が待っているかもしれない。

住宅ローンの見直し

ではすでにマイホームを購入した人は打つ手がないのかというとそうではない。
その中でも、かかる固定費を抑えることが出来る。

まず私が見直すべきだと思うのは住宅ローン。
住宅ローンは組んだら組みっぱなしで見直さないという人も多いと思うけれど、35年も金利を支払い続けるわけだから、少しでも金利の安いところに組み直すべき。
と言っても、ほんのわずかなパーセンテージが変わったからと言ってあまり変わらないんじゃないかと思う人もいると思う。
けれど、金利とは金額が大きければ大きいほど、支払期間が長ければ長いほど、ほんのわずかな違いが大きな違いを生む。

例えば、仮に1%金利を下げることに成功した場合、借入額や残り返済期間、現在の金利などにもよるけれど、月々1万円ほど返済金額が減ることがある。
もしあと20年返済期間が残っているとすると、240万円のお金を浮かせることが出来る。
このようなことは住宅ローンを見直すとよくある話。
例え1%でなくても、その半分の0.5%でも変われば大きな違いだということが分かると思う。
だから、住宅ローンはまず絶対に見直すべきところだと言える。

見直し方法として、一般的なものは、今の借入先から別の銀行でローンを借り換えするという手段になると思う。
価格.comに住宅ローン借り換えシミュレーションがあるので参考にしてみてほしい。

もう一つの住宅ローンの見直し方法として、今ローンを組んでもらっている銀行に金利交渉をするという手段がある。
銀行としては借り換えられるよりは、少々金利を下げてでもそのままローンを継続してほしいから、金利交渉によって金利が下がることも十分あり得る。
その際も、上記シミュレーション結果を伝えたり、他社での借り換え試算を見せるなどすれば有効になると思う。

いずれにしても、ほんのわずか金利が減るだけで大きな固定費の削減になるのだから、やらない理由はない。

ちなみに、借り換えには当然ながら諸費用がかかるので、住宅ローンの借り換えの効果が出る目安として、残高1,000万円以上、金利差1.0%、残り期間10年以上とも言われている。
けれど、とにかく見直しておいて損はないと思う。

住宅ローンの繰り上げ返済をする

そして住宅ローンの見直しと同じぐらい効果を発揮するのが住宅ローンの繰り上げ返済。

繰り上げ返済とは、月々のローンの支払いとは別に、一括でまとまった額を返済する方法。
それによって元本がまとまって減るため、その分の支払い利息が消え、総支払額を減らすことが出来る。

例えば2,000万円の借り入れがあった場合、金利はその2,000万円に対してかかることになる。
しかし、例えば300万円の繰り上げ返済をした場合、借り入れの元本は1,700万円になるため、金利は1,700万円に対してかかることになる。
一見、大した事のないように見えるけれど、住宅ローンの見直しの際にも書いたように、金利とは金額が大きければ大きいほど、支払期間が長ければ長いほど、ほんのわずかな違いが大きな違いを生む。
つまり、長期の目線で考えれば、繰り上げ返済によって300万円の元本を減らしたことが、後に大きな差を生むことになる。

繰り上げ返済によって返済期間を短縮する方法と、返済額を変更するパターンがあるけれど、どちらにしても総支払額は大きく減る。
繰り上げ返済の額にもよるけれど、5年ぐらい返済期間を短縮することはざらにあるし、100万円単位でトータル支払い利息が減少こともある。
また、月々の支払いが1万円以上下がることもよくある。

こちらも、知るぽるとというサイトに分かりやすい繰り上げ返済シミュレーションがあるので参考にしてみてほしい。

繰り上げ返済とは、考え方によっては、絶対に損をしない投資だと言える。
利回り3%の株式を購入した場合、長期に渡ってその通りに運用できれば確かに大きな資産となるけれど、その分、資産を減らしてしまうリスクはある
けれど、当然ながら繰り上げ返済には一切リスクがない。
返済に資金を投じれば投じるほど、元本は減っていき、そこにかかる利息が減っていくから、一切のリスクがなく、負債を減らすことが出来る。
負債を減らすということは、トータルの資産を増やしているとも考えることが出来る。

投資をして資産を買い入れることはとても重要なことだけれど、それと同じぐらい、足元にある負債を無くすことも重要だし、その方が効率的である場合もある。

まとめ

最後にもう一度言うけれど、マイホームの購入が悪いわけではない。
マイホームを購入することで得られる豊かさもある。
けれど、お金の面だけで言えば、マイホームの購入することで家計が圧迫することは間違いない。
そうであれば、上記に述べた住宅ローンの見直しや繰り上げ返済を使って少しでも負債を減らすことはもちろん重要だし、それ以外の部分でも倹約することが大切になってくる。
マイホームも欲しいし、いい車にも乗りたいし、豊かな生活もしたい、ではやっぱり無理が出てくる。
それらのうちどれかを選択するならば、やっぱりどれかを我慢しなければならない。

誰でも本当は、あれもこれも買って、豊かな生活を送りたいものだけれど、豊かな生活を送るためにはまず金銭的に豊かにならなければならない。
そうじゃないのに豊かな生活をしていると、最悪の場合は破産する。

だから、まずは今あるお金を浪費してしまうのではなく、負債を減らしたり、資産を買い入れることによって金銭的に豊かになる努力をするべきだと思う。
そのようにして豊かになってから、やっと豊かな生活を送ることが出来る。
これは当然の原理。

これに関しては、以前に書いたので参考にしてほしい。

使うのをちょっと後回しにするだけでいい。順番を変えるだけで、お金を生む仕組みが出来上がる。

そのようにして、今何にお金を投じるべきなのかを真剣に考えることが重要だと思う。
特に家や車などの大きな買い物になるのであればなおのこと。
一生懸命稼いだお金を簡単に無駄にしてはいけない。
しっかり守って、コツコツ増やして、正しく使う必要がある。

お金を粗末にしてはいけない、お金は大事にしなさいとよく言われたと思うけれど、本当にその通りで、お金を大切にしてきちんと向き合うかそうでないかの違いだけで、後にとてつもなく大きな差を生むのだと思う。
せっかく一生懸命働いてやっと稼いだお金だということを忘れなければ、おのずと使い方にも真剣になると思う。

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