断る勇気は必要。ただそのためには、断れる状態を作っておくことが重要。

自己啓発

以前に、
「やらない」という選択肢を持つ勇気が大切。
という記事を書いた。
そこでも紹介したけれど、「7つの習慣」の著者として有名なスティーブン・R・コヴィー博士の言葉に、
「最良の敵は良である」
という言葉がある。

私たちは普段、一生懸命「良」をやっているけれど、実はそれが「最良」の邪魔をしていることが多々ある。
本来やるべき「最良」を疎かにし、「良」のために全力を尽くしていることがある。
そうであれば、「良」を断る勇気、あるいは、それ以上にどうでも良いことを断る勇気を持つことが重要だと言える。

けれど、例え自分にとってどうでも良いことであっても、上司の頼みを断るわけにはいかないとか、日ごろお世話になっている人の頼みを断るわけにはいかない、あるいは、付き合い上仕方ないという人もいると思う。
確かに、ただ断るだけではダメだと思う。

結論を言えば、「最良」のために「良」を断ることはとても大事だけれど、そのためには断れる状態を作っておかなければならないと思う。

例えば、「それはお前の仕事だろ!」と思えるような理不尽な上司からの依頼があったとしても、金銭的に余裕がなかったり、再就職がなかなか見込めなかったりすると、やっぱり会社での立場や上司との関係性を考えると、従わざるを得ないと思う。
逆に、金銭的余裕があったり、いつでも再就職できるような資格やスキルを持っていれば、クビという最悪の事態になったとしても大丈夫という心の余裕が持てると思う。

前者と後者とでは、思考や選択が大きく変わってくる。

ブラック企業と呼ばれる会社から抜けられない人達は、まさにこの余裕がないから、従わざるを得ないという人が多いのではないかと思う。

また、決死の覚悟で会社を辞めたとしても、余裕がなければ焦りがある分、自分の理想の会社でなくても、条件が合わなくても、すぐに就職できるところを探すしかない。
その選択肢の狭さがまた仇となりかねないと思う。

だから、目の前のことに「NO!」と言ったり、自分にとって正しい選択をするためには、やはりその選択が出来る状態を作っておかなければならないと思う。
単純に自分にとっての「最良」を求めるばかりでは、ただのワガママになったり、怠慢になったりして、上手くいかないこともある。
だから、従わざるを得ないから、多くの人は「最良」を疎かにするしかないのだと思う。

また、人に嫌われたくないという思考を持っている人も、自分にとっての「最良」を選択しにくくなると思う。
それは、まだ自分が他人に依存していて、自分の人生は自分で切り開いていくという覚悟と自信と勇気が足りないんだと思う。

重要なのは、自分が自分にとって「最良」である選択ができる状態を常に作っておくこと。
「最良」以外のことに対して「NO!」と言える勇気を持つためには、その準備をしておくことが必要だと思う。

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