未来を予測する最良の方法は、
未来を自分で創りだすことだ。
- ピーター・ドラッカー -
(オーストリア出身の経営学者。マネジメントの父と呼ばれる。)
私たちの将来どのような人生を歩むのか。
この日本は今後どのようになってしまうのか、景気は回復するのか、年金はもらえるのか、老後はどうなるのだろうか。
このように、特に今の世の中は将来の不安でいっぱいです。
色々なジャーナリストやアナリストたちが未来を予測して、日本の未来は暗いと言ったり、あるいは、日本の未来は明るいと言ったりします。
しかし、ハッキリ言って、将来の事なんて神様でもない限り分からないものです。
一流と言われているそれらの専門家でさえ意見が真っ二つに分かれるわけです。
それらしいことを言われれば、なるほどそうかと思いますが、もう一方の意見を聞いても、なるほどそうかと思うわけです。
根拠があればそれなりに納得してしまうものですが、未来の事なんて誰にもわかりません。
しかし、唯一未来を動かすことの出来る方法があります。
それこそが、未来を自分で創り出すことではないでしょうか。
ああでもないこうでもないと予測して、悩んだり恐れたりしたところで何一つ変わりません。
私たちが唯一変えることの出来るものは自分自身であるわけです。
そうであれば、ただ未来を予測するのではなく、未来を自分の思い描く通りにするために、自分が未来を創造していくことが大切だと言えるでしょう。
そのためには、自分がどのようになりたいのかを明確にイメージし、目標を設定し、計画を立て、それに向かって行動することが大切です。
未来は読めるものではない、しかし創造することは出来ます。
未来が読めないのであれば創ってしまえばいいわけです。
それが未来予測を当てる、一番確実な方法です。
結局は、日本経済がどうなろうが、世の中がどうなろうが、本質的にそれらは関係ないわけです。
自分の未来がどうであるか、これが重要なのではないでしょうか。
そうであれば、未来をどのようなものにするかは全て自分に権限があり、責任も全て自分にあるわけです。
これを世の中や他人に任せてしまうと未来を見失ってしまうわけです。
自分の舵は自分で取ると決意すれば、未来予測がそれほど重要なことでは無いと気づくはずです。
未来を予測する最良の方法は、未来を自分で創りだすことであるわけです。
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