無から有を生み出すことが大切。それが出来ない人に、有を有効に使うことは出来ない。

自己啓発

「お金さえあれば私だって出来るよ。」
という言葉をよく聞きませんか?

確かにお金があれば色々な選択肢は増えます。

しかし、阪急阪神東宝グループの創業者である小林一三さんの言葉に、
金がないから何もできないという人間は、金があってもなにも出来ない人間である。
という言葉があるように、そのような人たちのほとんどはお金があっても何も出来ません。
例えいきなり大金が舞い込んで来ようと、その大金をどのように使ったらいいかが分からないからです。

もしお金があれば出来るのであれば、一度宝くじが当たった人たちはそのままもれなく大富豪になることになります。
しかし、現実は宝くじが当たった人のほとんどが元の生活か、あるいはそれ以上の貧困に陥ると言われています。
そんな大金をどのように使えばいいか分からないし、それどころか、管理することさえ出来ないからです。

どのようにお金を生み出すかということも大切ですが、それと同じぐらい、どのようにお金を使うかということも大切であるわけです。

お金があれば出来るという人のほとんどは、成功している人の表面しか見えておらず、お金さえあれば自分も同じように出来ると思い込みます。
しかし、有効にお金を使うという事はそう簡単ではなく、成功者と同じようにお金を有効に使うことは出来ないわけです。

そして、そもそもお金さえあれば成功出来るという考えには問題があります。
お金を生み出したいと思うのであれば、出来るだけお金を使わない事が大前提だからです。

一番の理想は、お金を使わずにお金を生むことです。
お金さえあれば成功出来るという考え方は、その大原則を棚に上げた考え方であるわけです。

お金を生むためにお金が必要だという考え方は、売上ばかり重視して利益を度外視している考え方です。
これは企業も陥りがちな考え方です。
しかし、一番良いのは間違いなく、全くお金を使わずにお金を生むことです。
その事を無視して売上ばかりにこだわり、図体ばかり大きくなった会社がいとも簡単に崩壊していくということはよくある話です。

それと同じで、まずは無から有を生もうと考えることが大切です。

無から有を生みだすことが出来る人でなければ、いくらお金を持っていたって、ただお金を無駄遣いすることになります。
簡単に広告費を出したり、お店の内装を変えたり、たくさん人を雇ったり。
本当にそれが必要なのか、それがベストなのかを考えようともせず、少しでも多くの売上や利益を生もうと、知恵も出さずに簡単にお金を出します。
本当はもっとお金をかけずに出来ることが山ほどあるはずなのに、それを考える労力の代わりにお金を使うわけです。
企業であれば時にはそれも必要なのかもしれません。
しかし、個人レベルで考えるのであれば、まず無から有を生み出すこと。
それが出来ない人に、お金を有効に使う事なんて出来ません。

考える、知恵を出すという事をおろそかにし、ただ楽をするためにお金を使うという選択になってしまうわけです。

しかし、本当に無から有を生み出してきた人は、考える、知恵を出すことの大切さを理解していて、それによって生み出されたお金の大切さも理解しています。
だからこそ、お金持ちほどお金を大切にするわけです。

これは時間や人脈など、どんなことでも同じです。
〇〇があれば出来ると言っていても、無から有を生み出してみないとその使い方や大切さは分からないものです。
○〇があれば出来るのではなく、〇〇をどう生み出すかと考えることが大切であるわけです。
それを飛ばして、〇〇さえあればと言うのは、勉強もせずに、頭が良ければ東大に入れるのに、と言っているようなものです。

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