現在の日本の労働者は意識が高い、低い、それ以前に無気力である。

自己啓発

キャリコネニュースに興味深い記事がありました。

日本の労働者は「意識低い系」 出世意欲は世界最低、「職場以外での学習はしていない」4割超え
勤続意向も低いし転職意欲も低い パーソル総合研究所は8月下旬、「就業実態・成長意識」に関する調査結果を発表した。調査は今年2月~3月にネット上で実施。日本を含むアジア太平洋地域(APAC)14の国・地域に3年以上居住し、就業している20歳~60歳の男女1000人から回答を得た。 「現在の会社で管理職になりたい」と回答し...

日本を含むアジア太平洋地域(APAC)14の国の就業している20歳~60歳の男女1000人を対象にした調査の結果をまとめてくれている記事です。
詳しくは記事をご覧いただきたいのですが、この記事を見て、日本人の意識レベルに驚愕しました。

例えば、勤務先以外での学習や自己啓発はやっていないという人が46.3%でトップ。
それも、2位のオーストラリアと24.8ポイントも差のついたダントツのトップです。
まぁ、これはよく言われることなのである程度は想像していましたが。

しかし、日本人の意識が低いと言える理由は、色々な調査によって明らかになってきます。
以下は記事で紹介されている日本の結果だけをまとめます。
ちなみに結果がポイントで表記されている部分は5点満点で調査した結果の平均値です。

・「会社で出世したいかどうか」(2.9ポイント)ワースト1位
・「起業・独立志向」(15.5%)ワースト1位
・「女性上司のもとで働くことに抵抗はない」(3.8ポイント)ワースト1位
・「年下上司のもとで働くことに抵抗はない」(3.5ポイント)ワースト2位
・「何歳まで働き続けたいと思っているか」(63.2歳)1位
・「会社全体」「職場の人間関係」「直属上司」「仕事内容」「プライベート」の満足度
  全ての項目でワースト1位
・「今の勤務先で働き続けたいか」(52.4%)ワースト1位
・「転職意向」(25.1%)ワースト1位

これらの結果を見ると、ただ単に意識が他国よりも低いんだなということだけではないということが分かります。

注目していただきたいのは、
会社などでの満足度はワースト1位なのに、会社から離れて起業、独立する思考もワースト1位。
女性上司や年下上司のもとで働くことに抵抗はあるのに、出世したい気持ちは低く、ワースト1位。
今の勤務先で働き続けたくないのに、転職意向もワースト1位。

これらが物語っているのは、いかに現代の社会人が無気力であるかということです。

これは相当ヤバいと私は感じます。

不満を持っていても、自らそれを打開しようという気持ちは持ち合わせていないということです。

意識が高いとか低い以前に、自分から何かをしようとする気はなく、ただただ何らかのきっかけで好転することを祈るばかり。

自分では何とかしようという気持ちは持ち合わせていないのに、給料が低い、上司が悪い、仕事が楽しくないなど不満を募らせる。

完全に環境や他人に依存してしまっていると言えます。

もちろん、あくまで調査結果の平均ですから、そういう人ばかりではないはずですが、
しかしだからこそ、今後はさらに格差社会に拍車がかかるだろうと感じます。
意識が高い人はどんどん自分を高め、無気力な人は無気力のまま周りに依存していることでしょう。

ここまで環境や他人に依存し、自分は無気力というのはかなり危険です。

それは自分の人生を周りにゆだね、好転することをただただ祈っているということであり、
逆に言えば、自分の人生をゆだねた限りは、いつどのような目に合っても文句は言えないということです。

現状に不満があるなら自分で打開しなければなりません。
よりより未来を過ごしたいなら、自分で道を切り拓いていかなければなりません。

自分自身の人生を周りにゆだねた瞬間、自分の人生は自分自身でコントロールできなくなります。

それが例え最悪の方向に進んでしまっても、自分自身がその権利を放棄した以上、自分の人生なのに自分の方向性を決定することは許されません。

一度きりの自分の人生ですから、誰もが自分らしく生き、自らをコントロールし、人生を全うしたいと思っていると思います。
そのような人生を描くには、自らが自らの人生を操縦し、責任をもって歩んでいかなければなりません。

その責任を放棄するのであれば、どのようなことが身に降りかかってきたとしても仕方ありません。
それが周りに依存した結果ですから。

もっと多くの人が主体的になり、この数字が少しでも改善されることを祈ると同時に、自分自身も改めて気を引き締めていこうと感じました。

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