何をしたいのかわからない人へ伝えたい、自分の価値観を知ることの大切さ。

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自己啓発

日々、目まぐるしい忙しさの中、私たちは一生懸命頑張っている。

毎朝早起きして、会社に向かうために満員電車に揺られ、息つく間もなく業務にあたる。
それはそれなりに充実しているから、あっという間に一日が過ぎる。
家に帰ってようやくホッと一息。
それと同時に、ふと思うことがある。

私の人生、これでいいのか?

毎日会社と家の往復。
もちろん時には充実したプライベートを過ごすことはあるけれど、私はもっと違うことをやりたかったのではないだろうか。

誰もがそのように考えたことがあるのではないかと思う。

けれどここで問題が一つ。

私がやりたいもっと違うこととは?

「自分が何をしたいのかわからない。」

実はこのような人がとても多いのだと思う。

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自分が何をしたいのかわからない

結論から言うと、自分が何をしたいのかわからない人は、自分がどのような価値観を持っているかを分かっていないのだと思う。

自分のやりたいことを見つけるためには、まず自分の価値観を明確にすることが重要だと思う。

自分の価値観とは、人生を上手く生きていくための羅針盤のようなものであり、核となるものだと言える。

つまり、自分の価値観が不明確であるということは、方向を正しく示さない羅針盤を持って旅に出ているようなものだと言える。

羅針盤が正しい方向を示さないのであれば、人生に迷うのは当然であり、自分のやりたいことを見つけるのも難しい。

羅針盤が正しく方向を示してくれるなら、その方向だけを見て進めばいいけれど、もし羅針盤が正しい方向を示さないのであれば、東西南北全てを見渡す必要があるし、さらには進んでみなければそこが正しいルートなのか間違ったルートなのかがわからない。

全ての方向を見てでも進もうとしているうちはまだいいけれど、そうしているうちに、どの方向に進むこともやめてしまうことになりやすい。

つまり、価値観が不明確だと、選択肢が多すぎて、最終的にどの方向にも進めなくなる。

人生はどのように生きようが自由だからこそ、選択肢が多いと何を選択していいかがわからなくなる。

私の大好きなアーティスト、コブクロの「虹」という歌に、こんな歌詞がある。

“3色のクレヨンで何だって描けたのに100色の絵具目の前に被写体が決まらない。”

この歌詞のように、価値観という被写体が明確でなければ、どこに何を描いて、何色を塗っていいか分からなくなる。
つまり選択肢が多すぎるから、何をしていいか分からない。

自分のやりたいことが分からない人の多くはこの状態に陥ってると思う。

自分が何をしたいのかわからない人の方が多い

でも安心してほしい。
そもそも自分が何をしたいのかわからない人の方が多いと思う。

そんな中、例え今は自分が何をしたいのかわからないとしても、自分の人生これでいいのだろうかと違和感を持ち、自分の人生に疑問を持つだけでも、とても価値があると思う。

そもそもそんなことに違和感を感じたり、疑問を持ったりしない人の方が多いと思う。

このことに気づけない人は、ただ何となく生きていくことになりやすい。
世間の常識にしたがって、何となく働いたり、過ごしたりする。

目の前のことが自分の本当の価値観に合っていないことであっても、一生懸命であることが正しいと信じて、がむしゃらに頑張ることになりやすい。

決してそれが悪いとは言わない。

けど、そのように一生懸命生きてきた結果、自分の求めていた人生と全然違う人生を歩んでいた、ということになりかねない。

「7つの習慣」の著者として有名なスティーブン・R・コヴィー博士。
その著書の中にこんな言葉がある。

「もし、はしごをかけ違えていれば、一段ずつ登るごとに間違った場所に早く辿り着くだけである。」

いくら一生懸命頑張っても、そのたどり着く先が自分の価値観に合わないものなら、間違った場所へ一心不乱に走っているのと同じ。

だから、そのことに気づいたこと自体が素晴らしいことなのだと思う。

世の中には梯子をかけ違えていることに気づかず、そのまま頂上まで上りつめてから、その梯子のかかっている場所が間違っていたことに気づく人がたくさんいる。

仕事に全精力をかけて、地位も名誉もお金も得たけれど、家族を失って不幸になる人がいる。

典型的な梯子のかけ違いの例だと思う。

だから、今そのことに気づいたということは、梯子をかけなおすチャンスだとも言える。

自分が何をしたいのかが分からない、そう感じている今、自分と真剣に向き合うことで、正しい場所へ梯子をかけることが出来る。

自分の価値観を明確にすることで、自分のやるべきことが見える

では、自分の価値観とは何なのか。

家族を幸せにしたい。
世の中に貢献したい。
一人の時間を過ごしたい。
世の中に名を轟かせたい。
贅沢な人生を送りたい。

価値観や人生の目的なんて人それぞれだから、正解も不正解もない。
自分にとって何が大切なのかは自分自身で決めればいいし、むしろ自分で決めなければならない。
これだけは他人に決めてもらうわけにはいかない。

にも関わらず、自分の価値観を明確にしていない人の方が多いのではないかと思う。

けれど、価値観が明確になっていなければ、常識とか世間体などというものに流されることになり、知らず知らずの内に梯子をかけ違うことになりかねない。

そのようにして、多くの人は自分のやりたいことが見えなくなっているのだと思う。

だからこそ、自分と向き合い、自分の価値観を知りることが大切。
そうすることで、それに沿った行動が出来るようになる。

自分の価値観を明確にする方法

価値観を明確にする必要があることは分かった。
でも、自分の価値観が分からない。

そのような人も多いのではないかと思う。

そのような人は、私自身も自分の価値観を明確にするために使った方法であり、先に紹介した「7つの習慣」で紹介されている方法を試してみてはどうかと思う。

「7つの習慣」では、自分の価値観を明確にするために有効な手段として、自分の葬儀を思い浮かべるという方法が紹介されている。

自分の葬儀の場面を真剣に思い描いてみることで、自分の内面の奥深くにある基本的な価値観に触れることが出来る。

あなたの葬儀にはどれぐらいの人が、どんな人が参列してくれるだろうか。
あるいは、どれぐらいの人に、どんな人に参列してほしいだろうか。
そしてその人たちに、何という言葉をかけてほしいだろうか。

あなたはお金持ちで羨ましかった。
あなたはゲームが得意だったね。
世当たりが上手だったね。
流行に敏感だったね。
物知りだったね。

自分の人生の最期にかけてほしい言葉は、きっとこのような言葉ではないと思う。

その人たちに自分がどのような影響を与えられていたのか。
感謝の言葉、悲しみの言葉、尊敬の言葉。
本質的には、そのような言葉をかけてほしい人が多いと思う。

あなたを失いたくはなかった。
あなたには感謝でいっぱいだ。
あなたのような人と出会えたことを誇りに思う。

人生の最期にかけてほしい言葉とは、このような言葉ではないだろうか。

そうであれば、当然そのような言葉をかけてもらえる人間である必要がある。

そしてそれこそが、自分がどのような人間でいたいかという理想の姿であり、
そのような人間であることが、自分が本質的に求めている価値観なのだと思う。

そのような人間になるには、自分はどのように過ごしていけばいいのか。
何を得て、何を与えていく必要があるのか。
そのようなことが見えてくると思う。

そしてこれは何も葬儀の場面だけでなくてもいい。

例えば結婚20周年を迎えるころにはどのような夫婦になっていたいのか。
子どもが成人を迎えるころにはどのような親でいたいのか。
自分が会社を退職するときには、どのような姿で退職したいのか、あるいはどのような言葉をかけてほしいのか。

これらを想像することで、自分の内面の奥深くにある基本的な価値観が見えてくると思う。

自分のやりたいこととは、大前提として自分の価値観に合うものである必要がある

自分の内面の奥深くにある基本的な価値観が見えてくれば、それに沿った行動が出来るはず。

自分のやりたいこととは、大前提として自分の価値観に合うものである必要がある。

そこに合わなければ、いくら楽しいことであっても、それはたまたま見つけた楽しいことに過ぎず、いずれ、このままでいいのだろうかという疑問が湧いてくることになる。

ギャンブルが好きな人は、ギャンブルを心から楽しんでいると思う。
けれど、それはただ楽しい事であって、自分の価値観に合っていることとは言えない場合が多い。
だから、いくら楽しくて、仮に勝ち続けていたとしても、このままでいいのだろうかという疑問が湧いてきたり、自己嫌悪に陥ることもあると思う。

また、楽しい仕事、あるいは楽な仕事を見つけたとしても、いずれ物足りなさを感じたり、自分のやりたいことは他にあったのではないだろうかと思うかもしれない。

ましてや、もし「楽しい」、「楽」という理由だけがその仕事のやりがいなのであれば、辛い状況に陥ると、そのやりがいは簡単に消えてしまうことになると思う。

だからこそ、自分のやりたいこととは、大前提として自分の価値観に合うものである必要がある。

自分の価値観に合っていることなら、例え辛い状況に陥ったとしても踏ん張ることが出来る。

芸人や歌手などの芸能人が、私たちでは考えられないような壮絶な下積み時代を耐え抜くことが出来るのも、そういうことだと思う。

その行動が自分の価値観にさえ合っていれば、今の苦痛は未来への投資だと考えることが出来る。

とにかくやってみることが大事

先に述べたように、自分のやりたいことを見つけるためには、まず自分の価値観を明確にすることが何よりも大切だと思う。

けれど、価値観を明確にするだけでは足りない。
価値観を明確にしたならば、それに合う行動をとにかくとってみることが大切。

価値観が明確になっても、やってみたいと思うことを実際にやってみなければ、それが本当に自分がやってみたいことなのかどうかは分からない。

とにかく少しでも興味を持ったことは片っ端からやってみることが大事。

自分はこういう価値観を持っているから、きっとこれが私の好きなことなんだと憶測だけで決めつけると、せっかく価値観が明確になったのに、その思い込みによって梯子を掛け違えてしまうかもしれない。

やってみると、意外とそれが苦痛だったり、自分には向いてなかったりすることもある。
やってみると、意外と楽しかったり、予想以上に上手くいくこともある。

とにかくやってみなければ分からない。

逆にやってみなければ、人生を変えるほどの転機を逃してしまうかもしれない。

出来る限り色んな事に取り組んでみる方が、これだと思えることを見つけられる可能性が高くなる。

価値観に合わないことはやらない

とは言え、ほんの少し興味を持ったからと言って、あれもこれもチャレンジできるほど時間がないと思う人もいると思う。

だからこそ自分の価値観を明確にする必要があり、行動の取捨選択が必要になってくる。

取捨選択の基準として、自分の価値観に合わないことは徹底的にやらないと決めること。

言わば先ほどの逆で、価値観に合うことならほんの少しでも興味を持ったものにチャレンジするべきだけれど、価値観に合わないことは出来る限りやらないと決めること。

そうすることで、自分の価値観に合う行動だけに時間を割きやすくなる。
その分、本当にやりたいことを見つけることもできるし、やりたいことで上手くいく可能性も高くなる。

そもそも、価値観に合わないことをやっている限り、例えそれが上手くいったとしても、苦痛だったり、楽しくなかったりして迷いが生じてくるもの。

自分の価値観に合っていないのだから、当然だと言える。

それなら最初からやらないという選択をして、自分の価値観に合うことで上手くいくことを見つける方が合理的だと言える。

やりたいことを見つけるためには、やらないことを決めることも重要。

やりたいことは分からないけれど、やりたくないことなら分かるという人も多いと思う。

それを活かせば、自ずとやりたいことが見えてくる。

まとめ

自分が何をしたいのか分からないという人は意外と多い。
けれど、これでいいのだろうかと違和感を持ち、自分の人生に疑問を持つだけでも素晴らしい。
そういう疑問を持つことで、自分を見つめ直すことが出来、正しい場所へ梯子をかけることが出来るようになる。

だから、自分が何をしたいのか分からないという人は、まず自分の内面の奥深くにある基本的な価値観を見つめなおすことが大切。
それを理解することで、自ずと進むべき方向が定まる。

その方向が定まったのなら、自分の価値観に合うことはとにかく、出来る限りやってみること。
そして価値観に合わないことは徹底的にやらないと決めること。

そうすることで、自分の価値観に合う行動だけに時間を割きやすくなる。

自分のやりたいこととは、大前提として自分の価値観に合うものであるはず。
例え楽しかったり、楽だったとしても、自分の価値観に合わないものならいずれ立ち止まってしまう日が来る。

価値観に合わない行動をやめ、価値観に合う行動をとることで、自分が本当にやりたいことを見つけることが出来るのだと思う。

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