悩みは無くならない。誰にでも悩みはある。問題はその悩みの質である。

自己啓発

人間には必ず悩みというものがつきものです。
どんなに悩みが無いように見える人であっても、必ず悩みは持っているものです。
例え何もかも順風満帆である人であっても、経済的に豊かな人であっても、人間関係に何の問題も抱えていない人であっても、必ず何らかの悩みがあります。
しまいには、悩みが無いことが悩みだという人さえいます。

さらに言えば、今なかなか人生が上手くいっていない人や、たくさんの困難にぶち当たっている人の場合、数えきれないほどの悩みを持っているかもしれません。
どんなに困難な状況にある人も、どんなに順風満帆な状況にある人も、その大小はあろうとも、必ず悩みを持つものです。
悩みと完全に決別するということはあり得ないわけです。

むしろ人間は悩みを持ちたがっているかのように、悩みごとを探すかのように生きているのではないかとさえ思えてきます。
実際、悩みが無い人ほど、悩みごとを探すかのように小さな事を悩みにしてしまうことがあるように思います。

あの人に悪口を言われていたとか、私って嫌われてるのかなとか、上司がうるさいとか、もっとイケメン、美女に生まれたかったとか。

今あげたような悩みは、もっと大きな悩みを抱えている人からすれば、小さな悩みに見えてしまうかもしれませんが、悩んでいる本人にとっては人生を揺るがすほど大きな悩みだったりします。
一般的にこんな悩みは小さいとか、一般的にこの悩みは大きいというような常識というものがあるせいで、大きな悩み、小さな悩みを大別してしまいがちですが、そもそも大きな悩み、小さな悩みというのは悩んでいる本人にしか決めることの出来ない問題であり、人がとやかく言える問題ではありません。
どんな悩みでも本人にとっては大きな悩みであるわけです。

しかし、その大きな悩みも、さらなる大きな悩みが生まれると、どうでも良くなってしまうわけです。

松下幸之助さんはそのことをこのように表現しています。
「ここにちょっとした一つのデキモノが出来る。そのデキモノが非常に気になる。けれども、今度は別の場所に大きなデキモノが出来る。するとその最初の小さなデキモノは忘れてしまう。今度は大きなデキモノの方に悩みが変わる。」

つまり、人は今抱えている問題、悩みが全てだと思ってしまいがちですが、まだまだもっと大きな悩みは存在するわけです。
そしてそれに気づいた時に、今まで自分が悩んでいたことが小さな事だと気づくわけです。

前述したように、人には必ず悩みというものが存在します。
その悩みの大小は誰が決めるわけでもなく、その本人が決めるものです。
しかし松下幸之助さんの言葉のように、新たな大きなものが出来れば小さなものは忘れてしまい、大きなものの方に悩みが変わるのだと考えれば、現時点では大きな悩みであるだけで、そもそも大きな悩みなんてものも存在しないとも言えるわけです。

もしその悩みを、悩みに悩んでをクリアしたとしましょう。
すると今度はきっと、もっと大きな悩みに遭遇するはずです。

それは、今まで大きな悩みだと思っていたことが小さく感じるからです。

大きな悩みを解決したのであれば、それ以下の悩みは悩みに思わなくなるはずです。
なんとかなると思えてくるわけです。
逆に言うと、今感じている大きな悩みを解決したところで、必ずまた新たな悩みが生まれます。

つまり、悩みを持つことが問題なのではなく、その悩みの質が問題であるということです。

大きな悩みを解決すればするほど、新たな大きな悩みが生まれてくるわけです。

ここでふと、過去を振り返ってみて欲しいと思います。
あなたが幼少の頃や小学生の頃、中高の学生時代に大問題だと悩んでいたこと、これに対して今どのように思いますか?

好きな人に振られたとか、友達に悪口を言われたとか。

私自身、その当時は大問題でしたし、死んでやろうかぐらいまで思いました(笑)
しかし今思えば、その大問題だと思っていた悩みさえ、ちっぽけなものに見えてきます。

それは、少なからず今の私が、そのころの私より大きな人間になっているということなのではないかと思います。

人間、生きていれば必ず悩みはあります。
その悩みの質をどのように上げていくか、ここが大切なのだと思います。

そう考えれば、今ぶち当たっている悩みも、必ず解決できる。
そしてその先にはもっと大きな悩みを持つことが出来る自分がいて、大きくなっている自分がいる。
もっと先にはもっともっと大きな悩みを持ち、解決できる自分が居て、今よりはるかに大きな自分がいる。

このように考えれば、悩みを持つことは決して悪いものではなく、むしろその悩みが自分を大きくしてくれるとさえ思えるかもしれません。

だからこそ、人間は成長するため、本能的に悩みごとを探すかのように生きているのかもしれません。

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