何事も成功するまでは不可能に思えるものである。

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名言

何事も成功するまでは不可能に思えるものである。

ネルソン・マンデラ

トーマス・エジソンが発熱電球を発明する前、
ライト兄弟が空を飛ぶ前、
グリエルモ・マルコーニが無線電信(電線を使わず空中に電波を飛ばし通信すること。現在もテレビやラジオに使われる。)の開発に成功する前など、
これら全て、成し遂げられるまでは不可能だと思われていた。
不可能だと思われていたどころか、ありえない、頭がおかしいと思われていた。

人間はまだ見たこともないことには懐疑的になる。
不思議な発想はそう簡単に受け入れられるものではない。

不思議という言葉の語源は不可思議であり、不可思議の語源は思いはかることも議論すること(言葉にすること)も不可能であるという状態を表す。
つまり、思議すべからずという意味であり、簡単に言えば理解できないという意味になる。

理解できないから、不可能に見える。
これは確かに当然の心理だと思う。
あり得ないことが起これば、私たちはただ不思議だと思い、思いはかることも議論することもしない。
これは考え方や発想も同じで、不思議な考え方や発想は、思いはかることも議論することもしない。
だから不可能なことは不可能なままになってしまう。

けれど逆に言えば、理解できる領域に対しては、当然可能に見える。
それどころか、当たり前になる。
灯りを照らしてくれる電気も、空を飛ぶ飛行機も、無線で通信されるテレビやラジオも、今となっては当たり前の産物。
インターネットも、携帯電話も、ロボットも、AIも。
今となっては全て当たり前のものであり、無くてはならないものになっている。

あなたがもし何かを成し遂げようとしているのであれば、この何事も成功するまでは不可能に思えるものであるというネルソン・マンデラの言葉は非常に重要になってくる。
なぜなら、人は何事もまだ見ぬものに対しては不可能に思えるけれど、何事も見たものに関しては当たり前に思える、という、ただそれだけのカラクリが、人を成功にも挫折にも導くからである。

今、あなたが自分の殻を破って何かを突破しようとしているのであれば、少なくともあなたにとっては理解できない領域に入っているということ。
今までと違う結果を求めているのだから、今までと違う領域に入る必要があるのは当然であり、そうでなければ違う結果は得られない。
あなたが目指している何かが、例え他の人が達成しているようなことであっても、あなたにとっては未知の領域であり、なかなか理解出来ない領域であり、不可能に見えることもある。
けれど、もしあなたが目指していることが理解できる領域になれば、十分可能なことに見えるし、当たり前に思えるようになるはず。

山﨑拓巳さんの著書、『やる気のスイッチ』の中でこんなエピソードが紹介されている。

“当時の陸上部の顧問は名物コーチで、彼女が赴任した学校の陸上部は、ことごとく飛躍的に成績を伸ばしていた。卒業後「なんで先生が教えると伸びるんですか?」と聞いてみると、それは実に簡単なカラクリだった。練習でタイムを測るとき、実はいつもスタートからすこし間をおいてストップウォッチを押していたと言うのだ。練習ごとに伸びていく自分の記録に驚きながら、選手たちはそのまま成長し、全国大会に出場してしまった。やる気や感情といったメンタル面が、身体へ確実に影響を与えていたのだ。”

このエピソードからも分かるように、人は何事もまだ見ぬものに対しては不可能に思えるけれど、何事も見たものに関しては当たり前に思えるものである。

実際に、100m走では10秒の壁というものがあるけれど、今では10秒を切る選手がたくさん生まれ、オリンピックで金メダルを取るためには10秒を切ることが必須となっていると言ってもいいと思う。
つまり、10秒という壁をぶち破ったことで、今まで不可能だと思い込んでいた9秒台が可能に見える。
可能に見えるから、9秒台を出すたくさんのアスリートが生まれたと言える。

一昔前は、140km/hの球を投げる投手は速球派だと言われていたけれど、今では高校生でも150km/hを投げる投手がたくさん存在し、ついには、日本人投手でも160km/hを投げる人が出始めた。

何事も成功するまでは不可能に思える、という心理が、どれほど人間の限界を作り、ストッパーとして大きく立ちはだかっているかがよく分かると思う。

だから、もし今あなたが何かを達成したいと思っているのであれば、ネルソン・マンデラの、何事も成功するまでは不可能に思えるものである、という言葉をよく理解しておくべきだと思う。

あなたのその目標の前に立ちはだかる一番の敵は、あなた自身の、難しい、不可能だという思い込みである。

あなたが何らかのチャレンジをしているなら、未知の領域を歩んでいるはず。
その領域を歩んでいる以上、理解できないこともあれば、難しいと思うこともある。
けれど、何事も成功するまでは不可能に思えるものであるのだから、そこに不安を覚えたり、挫折したりする必要はない。

第16代アメリカ合衆国大統領であるエイブラハム・リンカーンの言葉にこのような言葉がある。

そのことはできる、それをやる、と決断せよ。

その決断の強さ、そのことは出来ると信じることこそが何より大切になる。

もし、今あなたが何らかのチャレンジをしていて、難しいと思っていたとしても、何事も成功するまでは不可能に思えるものであるのだから、それは当然であると考えればいい。
その不安に負けてしまえば、何事も成し遂げることは出来ない。
何事も成功するまでは不可能に思えるものであるという大前提を知っておくことが大切。
それが人間心理であり、それに打ち勝つ者だけが、やがて目標を達成出来る。

最後に、孫正義さんの言葉を紹介したい。

他の人間にできることならば、同じ人間である僕にできないはずはない。僕はそう思うんです。

未知の領域だからと言って不可能だと思うのか、そのことは出来ると思うのか、結局最後はあなたの心構えが、それを成し遂げるのかどうかを決めることになる。

ネルソン・マンデラ

“ネルソン・ホリシャシャ・マンデラ(コサ語: Nelson Rolihlahla Mandela、1918年7月18日 – 2013年12月5日)は、南アフリカ共和国の政治家、弁護士である。
南アフリカ共産党中央委員、アフリカ民族会議議長(第11代)、下院議員(1期)、大統領(第8代)を歴任。若くして反アパルトヘイト運動に身を投じ、1964年に国家反逆罪で終身刑の判決を受ける。27年間に及ぶ獄中生活の後、1990年に釈放される。翌1991年にアフリカ民族会議(ANC)の議長に就任。デクラークと共にアパルトヘイト撤廃に尽力し、1993年にノーベル平和賞を受賞。1994年、南アフリカ初の全人種が参加した普通選挙を経て大統領に就任。民族和解・協調政策を進め、経済政策として復興開発計画(RDP)を実施した。”

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

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