年収から見る、固定費を見直すことの重要性。

お金

以前から何度か、節約したいならまずは固定費を見直すべきとこのブログで述べている。
つい最近も、そのことについて書いた。

節約するなら消費や浪費の変動費を見直すより固定費を見直せ!

そこにも書いたけれど、変動費の節約をするよりも、固定費を節約する方が断然効果が高い。
そして固定費の見直しは破壊力がある。

今日は年収に占める固定費の割合について見ていきたいと思う。
それぞれ年収は違うと思うけれど、今回は20代から30代の平均的な年収である400万円で見ていこうと思う。

年収を見るときは可処分所得を見るべき。

年収に限らず、まず収入を見るときは可処分所得を見るべきだと思う。
仮に年収400万円あったとしても、実際に自分の手元に残るお金は約315万円であり、年間85万円が税金や社会保険で徴収される。
月間にすると約7万円がこの時点で消えることになる。
だから、必ず可処分所得で見なければ、実質使えるお金がいくらなのかは分からない。

また、この月に7万円も徴収されるという事実があるから、給与所得以外の事業所得や投資による所得を得るべきだと思う。
給与所得は手元に入る前に税金や社会保険が天引きされている。
けれど、事業所得や投資による所得は、自動的に天引きされるものもあるけれど、経費として使える部分があるから、手に入れたお金から経費を差し引きし、そこから税金を納めるという構図になる。
つまり、手に入れてから納税する前に使えるお金があるため、ある意味では税金をコントロール出来ると言える。

少し話は脱線したけれど、そのような理由で、使えるお金がいくらなのか、実際に手元に入るお金がいくらなのかという部分を見るべきであると言える。

年収に対して固定費はどれぐらいかかっているのか。

とりあえず、家族構成や控除される税金などを見ていくと分からなくなってくるので、一人暮らしで年収400万円の一般的な会社員と想定して見ていく。

年収400万円の人の可処分所得が315万円であるとして、ひと月単位に使えるお金がどれぐらいあるのかを見ていくと、単純に315万円÷12カ月で約26万円となる。
さて、ここから固定費がどれぐらいかかるのか見ていく。
かかる固定費も人それぞれだけれど、一般的にかかると予想される固定費は以下の通り。

・家賃、住宅ローン
・車の維持費(ローン、ガソリン代、駐車場代、保険、自動車税など)
・各種保険(生命保険、医療保険、火災保険など)
・通信費(携帯、固定電話、インターネットなどの料金)

ひとまず、一般的にかかるだろうと想定されているものをあげたけれど、その他にもジムなどの月額費用や定期購入しているサプリメントや新聞、雑誌、登録している動画サイトなど、人によっては他にも固定費はあると思うけれど、ひとまず上記にあげた4つの固定費を見ていこうと思う。

まず一人暮らしの一般的な会社員として考えると、住宅ローンがある人は少ないと思うので家賃で見ていく。
東京都のワンルームにかかる平均的な家賃はおよそ7万円だと言われている。
一般的なワンルームに住んでいる人は、まず家賃で7万円の固定費がかかる。

次に車の維持費。
もしかしたら持っていない人もいると思うけれど、もし車を所有していたとしたら、年間50万円程度の維持費がかかると言われている。
これを月で割ると約4万円の固定費になる。

次に各種保険。
どれぐらい保険に入っているかによって変わってくるけれど、まず30代が生命保険にかけている費用は年間約30万円程度。
これも月換算にすると約2万5千円となる。

次に医療保険。
医療保険も同じく30代の平均を見ると、月間約15,000円ぐらいの払い込みをしているらしい。
これも大きな固定費となる。

次に火災保険。
これはそこまで大きな固定費とならないのであえて省こうと思う。
けれど、平均的には年間1万円程度の固定費になる場合が多いけれど、大抵の人は家を借りた時に不動産屋さんに勧められたままに契約する人が多いので、そこが注意ポイント。
年間1万円よりもはるかに多く支払っている人は保険会社を見直す必要があるかもしれない。

次に通信費。
総務省の調べによると、通信費の平均は1万7千円程度(携帯、インターネット回線費用含む)と言われている。
これも馬鹿にならない大きな固定費。

さて、今あげた平均的にかかるとされている固定費を合計すると、なんと167,000円となる。
これらを可処分所得から引くと、使える残りの金額は93,000円しかない。

これでは貯金が出来なくて当然。

平均的な固定費を支払うだけでこれほどのお金が固定として消えていく。
しかも、これは残ったお金を丸々生活費として充てられる場合で93,000円だということ。
もしここから貯金をしようと思ったとき、あなたならどうするだろう。
大抵の人は、変動費を抑えようとする。
食費や水道、電気などの光熱費、娯楽などにかかる費用など。
固定費はかかるものだから仕方がないと思って見直すことをしない。
けれど、ランチを800円から600円に変えたところで浮くお金はいくらだろうか。
安さを求めて遠くのスーパーまで買い物に行って浮くお金はいくらだろうか。
光熱費を削って浮くお金はいくらだろうか。
これらを抑えることも重要だけれど、それよりももっと抑えるべきところがある。

間違いなく固定費!

そんなに贅沢していないのになぜかお金が貯まらない、気が付いたらお金がない、というセリフをよく聞くけれど、その理由は全て固定費にあると言っても過言ではないかもしれない。
貯金が出来なくて当然と言える。

あらためて固定費を見直そう。

固定費を見直すには、契約内容を見直したり、必要、不要の判断をしたりする必要があるので結構重い腰を上げなければならない。
だから多くの人は変動費にばかり目を向けがちだけれど、固定費を見直すことによる節約には物凄い効果があることは分かってもらえたと思う。

年収400万円、一人暮らしの固定費が月間167,000円。
この固定費を本気で見直したら、絶対に数万円は浮くと思いませんか?
ハッキリ言って、数万円ぐらいは絶対に浮きます。

家賃で言えば、本当にそこに住む必要があるのか、本当にそれぐらい支払う必要があるのかを見直す。
車に関しては、そもそも本当に車が必要なのかを見直す、あるいはその車種でなければいけないのか、入っている自動車保険の内容は正しいのかを見直す。
各種保険も、本当に自分にとって必要な保険なのか、契約している会社はその会社でいいのか、プランは適正なのかを見直す。
通信費も、三大キャリアを使っていないか、格安simではダメなのか、その契約プランは正しいのか、携帯と同時契約することで安くなるインターネット回線に契約しているのか、あるいは、契約している携帯の会社と別の会社と契約した方がインターネット回線は安くなるのではないかとか。

このように、本気で固定費を見直したとすると、大幅に固定費を見直せる気がしないだろうか。

仮に、そのようにして固定費の3割を削減することが出来れば、5万円の節約になる。
しかも固定費だから、毎月5万円が浮いてくるということになる。
仮に1割しか削減できなかったとしても、16,000円も毎月浮いてくることになる。
なんとなく出来そうな気はしないだろうか。

私個人的には、場合によっては5割、つまり半分の固定費を削減出来ることもあると思う。

まとめ

このように、固定費とは非常に大きなもので、継続的にお金が浮くことになり、破壊力がある。
そうであれば、変動費を見直すよりもまず固定費を見直すべきだと思う。

生活環境が変わったとしても、それに合わせて固定費を見直す人は少ない。
だからこそ、固定費とは定期的に見直すべきものだと思う。

そのようにしてお金が浮けば、貯金も出来るし、新たなお金を生む種銭にもなり得る。 家計の支出の多くを占めている固定費を見直さない手はないと思う 。

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