収入=貯蓄の多さではない。収入より大切なのは、お金に対する考え方である。

お金

DIAMOND onlineの記事より。

年収1800万円から無職へ、生活レベルを下げない40代夫婦「破滅への道」
外資系企業を退職し、現在は就職活動中というAさん(47歳)。これまで年収は1800万円もありましたが、退職金も合わせた貯金はわずか1200万円。しかし家族は生活レベルを下げずにいるといいます。

年収1800万円から無職へ、生活レベルを下げない40代夫婦「破滅への道」
という記事が上げられていました。

この記事ではタイトルの通り、年収1800万円あった40代の夫婦が、ご主人の退職をきっかけに家計改善にせまられましたが、ご主人を含めた家族全員がこれまでと変わらず生活費を使い続け、行動を改めず、状況が悪化し、納めるべき税金さえも納めることが出来なくなり、破滅の道へと向かってしまった実例を紹介している記事です。

詳しくはこの記事をご覧いただいたいのですが、私の中で印象に残ったのは、

『お金の使い方、貯め方を検討するために、まずはご本人が希望する家計改善のイメージを持ってほしいとお伝えしました。ですが、話をしているうちに「なんとかしたい」というよりも、「(私に)なんとかしてほしい」という考えが垣間見え、全く当事者意識を持てていないことがわかりました。』

という、この記事の筆者であり、家計再生コンサルタントの横山光昭さんの一文です。

当事者意識を持っていないということは、まだまだこの危険な状況を理解しておらず、危機感を持っていないということです。

この記事に書かれている実例は非常に分かりやすく、そしてリアルだと思います。

このように、高額所得者であっても貯金がほとんどないとか、破産してしまうという例は五万とあります。
一度上げた生活レベルが下げられないという話はよく聞きます。
宝くじに当たった人がお金持ちで居続けられないどころか破産してしまうという話もよく聞きます。

結局は、お金に対する考え方の問題だけなのだと思います。

事実、年収200万円の人でもきっちり貯金をしている人も居ますし、年収1000万円でも貯金ゼロの人もたくさんいます。

収入=貯蓄の多さではないという事実があります。

今あるお金と、将来のビジョンをどのように見ているかが重要になります。

マイホームを購入するときでも、誰もがローンを組んで購入するものだから当たり前であり、月々10万円ほどの返済なら家賃と変わらない、という風に考えてマイホームを購入する人も多いようです。

確かに日本では物件購入の際は簡単にローンを組めてしまうという部分も大きいのですが、このローンを借金だとしっかり理解しておかなければなりません。
ローンさえ通ればあまりにも簡単にマイホームを手に入れることが出来てしまうからこそ、実感がなかなか湧かないという部分はあるでしょう。
しかしローンが通り、マイホームを購入した瞬間に数千万円の借金を背負ったことをしっかり実感しておかなければなりません。

そうでなければ、何の負債も抱えていない感覚で、今までの延長線上で、今までと変わらない生活水準で生活し、収入、負債、貯蓄のバランスを見ることなく、ある時家計の危険な状況に気が付くことになるわけです。

何も、将来のためだけに貯蓄ばかりしたり資産を増やすことだけを考える必要もないかもしれませんが、少なくとも収入、負債、貯蓄のバランスを把握したうえで、その水準に見合ったお金の使い方をしなければならないということです。

私の大好きな歴史上の人物、二宮金次郎は、200年前にすでにこのことをよく理解しており、財政状況、収穫、収入のバランスを把握し、そこからどのような生活水準であるべきかを計算し、さらに常に余剰米、余剰金を置いていたそうです。

これこそが家計を始めとする全ての財政のあるべき姿なのだと私は思います。

まずは冷静に家計の財政状況を見ることです。

そのためには収入、負債、貯蓄のバランスを把握し、その中でどのような生活水準であるべきかというあるべき姿を算出することです。

そして算出段階から余剰分を作るようにすることも大切です。

もしどうしても家計が苦しく、余剰分を算出出来なかったとしても、生活していく中で少しでも余剰分が出るのであれば、それを貯蓄に回していくことが大切です。

備えあればなんとやらであり、貯蓄や資産があれば気落ちにも余裕が生まれ、自由も広がることとなります。

今自由であればそれでいいという考えは、破滅をグッと近づけることになりかねません。

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