cakesにひろゆき氏の記事がありました。
この記事の冒頭部分にある、
「楽しい」の最大化を目指すより、不安や不幸をどれだけ減らすか、という方向で考えたほうが、たぶん人間としては比較的幸せでいられるんじゃないかと思います。
という言葉に共感しました。
そしてこの記事の中には、お金を使わないための考え方やノウハウが書かれています。
特に考え方が参考になりますのでぜひ読んで欲しいと思います。
大抵の人はお金を稼ぐことに意識を持っていきがちですが、お金を使わないことには意識が低いことが多いと感じます。
もちろん、出来るだけ努力をして節約したりしているのでしょうが、意識レベルで考えると、お金を増やすことを考えた時に、まずほとんどの人が消費を減らすことではなく、お金を稼ぐことに注力することでしょう。
もちろん、それが間違っているとは全く思っていませんし、稼ぐということは大前提であることは間違いありません。
しかし、同じようにお金を使わないということも意識しなければならないということです。
物理学で言えば、駆動力と抑止力というものがあって、前に進む力とそれを抑制する力の均衡が保たれている状態が今の状態であるという考え方があります。
これは世の中のどんなことにも当てはまる考え方です。
つまり、お金に関してもこの考え方は当てはまり、例えお金を稼ぐという駆動力がいくら強くても、同じように消費するという抑止力が強ければ、それらの均衡が保たれる位置にとどまるわけです。
これはアクセルを全開にして踏み込みながら、思いっきりブレーキをかけているようなものです。
なかなか前には進みません。
これをスムーズに進ませるためには、やはり抑止力を弱める必要があるわけです。
つまり、お金で言えば稼ぐという駆動力をスムーズに活かすためには、消費するという抑止力を弱める必要があります。
実は、稼ぐことに特化したり、消費を抑えるということに特化するよりも、しっかりこの2つの力のバランスを知ることがお金を増やすことに最も重要な考え方だと私は考えます。
稼ぐ力が大切なことはもちろんですが、そこにあるブレーキを取り除くことも忘れてはいけません。
もし、使った分だけ使ってそれで幸せならそれでOKと考えるのであれば、稼ぐことに特化すればいいと思います。
それはそれでその人のお金の使い方であると思います。
しかし、多くの人はお金を残したいと考えていると思っています。
そうであれば、やはり抑止力の力をあなどってはいけません。
双方のバランスをしっかり意識することが、お金を増やすことで重要な考え方であると言えるでしょう。
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