お金持ちになるためには稼ぐだけでも節約するだけでもダメ。バランスを取った意思決定が大切。

お金

新R25の記事にて。
与沢翼「お金持ちを目指すなら“個人の純利益”を把握せよ。それがあなたの“本当の年収”だ」
という記事があげられていました。

その中で与沢さんは、
本当の年収とは、年収から生活上必要なお金をすべて差し引いた「可処分所得(個人の純利益)」のことです。
と述べています。
つまり、本当の年収とは、収入から固定費、変動費の両方を含めた生活費を差し引いたものであるというわけです。

与沢さんが述べている例をそのまま引用させてもらうと、
たとえば、一流商社に勤務するエリート社員が2人いて、2人とも年齢は30歳前後で独身、同じように年収1000万円を受け取っていたとしても、A社員の手元に残る可処分所得が年間300万円であるのに対して、B社員はその10分の1の30万円しかないということがある、ということです。

つまり与沢さんが言う本当の年収とは、手元に残る金額のことであり、生活費以外の投資に使えるお金、あるいは貯蓄にまわせるお金のことを差しています。
言わば純資産を増やすためのお金と言い換えることが出来ます。

以前このブログで、
稼ぐことも大切ですが、それよりも大切なのはキャッシュフローの構築。
という記事を書きました。
そこに書いたことですが、大切なのは稼ぐこと、お金の入り口だけではなく、出口に至るまでの全体のお金の流れを見ることが大切であるわけです。
年収が高ければ高いほど良いことは間違いありませんが、それはただ入り口が大きいだけで、出口がそれ以上に大きければ全く意味がないとも言えます。
与沢さんのおっしゃることも、そういう意味なのではないかと思います。

しかし与沢さんは記事中で、節約バカになってはいけない、私は単純に「出費をとにかく抑えろ」と言うつもりはない、と述べています。
衛生的な住環境に快適なインターネット、健康を維持するための適切な食事、この辺りの投資を惜しむと中長期的にはいい結果を出せないはず、という言葉から始まり、ストレス緩和のための出費や書籍購入などの自己投資など、そう言った部分にはしっかりお金を使うべきだとも言っています。

このブログでもちょくちょく紹介している有名な経営コンサルタントであり、セミナー講師であるジェームススキナー氏はこのように言っています。
「ほとんどの人は、何かの目標を達成するまで良い思いをしてはいけないと思い込んでいる。
良い気持ちを味わうのは目標を達成してからであり、ご褒美は馬の先のにんじんのように、後に取っている。
しかし、毎朝最高の気分で目覚める人と最悪の気分で目覚める人、最高のオフィスで仕事をする人とそうでない人、どちらが成果を上げますか?
成果を上げている人を見ると、周りの人はあの人は成果が上がっているから最高の気分を味わっているとか、成果が上がっているから素晴らしい気持ちで目覚める、素晴らしいオフィスで仕事ができると言いますが、そうではない。
良い気持ちで生きているから良い成果が生まれる。
うつ病の社長は良い成果を上げられればうつ病から解放されると思っていますが、うつ病では良い成果は上げられないんです。
ちょっと順番が逆でして・・・。

確かに貯蓄が増えたり、軍資金を増やすためには支出を減らすことが大切になってきます。
しかし、ジェームススキナー氏が言うように、そして与沢翼さんが言うように、お金を使う、お金を貯める、軍資金を増やす、収入を増やす、総資産を増やす。
これらはバランス感覚が求められるわけです。

しかし、人が資産を増やそうと考えた時はやはり収入を増やすことに着目しがちです。
バランスを取らずとも、大きな収入さえ得られれば、お金を使う事、お金を貯める事、軍資金を増やすこと、総資産を増やすことなどの他の事は補えると思っているからです。
というよりも、そのバランスを取ることが難しいことであり、面倒くさいことであるということに本心では気づいているから、考えないようにして収入だけで補おうとしているのではないかと私は思います。

そういう人はやはり貯蓄など必要ない、投資など必要ないという傾向にあるように思います。
しかし本当のお金持ちはそのあたりの事をしっかり考えています。
だから、お金持ちの大部分は何らかの投資をしているわけです。

もし収入を多く稼ぐことだけで幸せ人なれると考えている人は、実はそこに逃げているだけなのかもしれません。
逆に言えば、しっかりと資産運用のことについて考えるようにすれば、大幅に今の純資産を増やすことは容易になるかもしれません。

お金を上手に使うことも大切、上手に貯蓄することも大切、上手に運用することも大切であるわけです。
そうであれば、やはりこのバランスを真剣に考えてみることはとても大切であると言えます。

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