キャッシュフローとは、お金の入り口を決めるだけではなく、出口を決めることも大切。

お金

発言小町にて。
住宅ローンがあるのに贅沢する同僚に腹が立つ
というトピックが立っていた。

トピ主様は持ち家を親御さんに購入してもらったそうで、住宅ローンがない状態。
しかし、住宅ローンがあるものと想定し、一般的な住宅ローンの返済額相当を前取り貯金し、さらに子供たちの教育費や老後資金に向けて別枠で貯金もしている。
今ではもう一軒家を建てられるぐらいの貯金が出来ている。
これを見れば非常に堅実な方なのだということが分かる。
しかし、トピ主様の同僚はそうではなく、住宅ローンさえ払っていれば、残りのお金は使っていいと考えているそうで、住宅ローンがないトピ主様が毎日カツカツ生活で、住宅ローンがある同僚がゆとりある生活をしていることに腹が立つのだと言う。
このトピックを見る限り、マネーリテラシーに関しては同僚よりトピ主様の方が高いと言えると思う。

以前にこのブログで、
稼ぐことも大切ですが、それよりも大切なのはキャッシュフローの構築。
という記事を書いたけれど、稼ぐというお金の入り口の部分だけにフォーカスするのではなく、出口に至るまでの全体のお金の流れを見ることが大切だと思う。
その点において、同僚は入り口しか見えておらず、出口に至るまでのキャッシュフローが見えてないと言えると思う。
トピ主様は稼いだ分を使うのではなく、きちんと貯金しているという点を見れば、入り口だけにフォーカスしていないと言える。

しかし問題は、トピ主様がその同僚に対して腹を立てていること。

なぜ腹が立つのだろうと疑問を持つ人もいれば、その気持ちわかる、という人もいると思うけれど、人が他人に対して腹を立てる原因のほとんどは、直接的に傷つけられることを除けば、他人に対して嫉妬や妬みを持っているからだと思う。
つまり、トピ主様は同僚に対して腹が立つと言いながら、実はどこかうらやましいのだと思う。
もしこの記事をトピ主様が見られたら、そんなわけがない、と言われるかもしれないけれど、少なくとも他人の動向に感情を揺さぶられるということは、自分のスタンスがブレているからだと思う。

本当に自分が思うように行動していて、しかもトピ主様のように私は上手くいっていると思うのであれば、他人の動向なんて気にならないはず。
気になって心配することはあっても、腹を立てることはまずありえない。
どこかで自分が築き上げてきたものは、実は間違っていたのではないかという気持ちがあるのだと思う。
きっとどこかで、楽しそうにお金を使う同僚をうらやましく思い、妬んでいる部分があるのだと思う。
貯金ばかりしていたことが正しかったのだろうか、もっとお金を使っていてもよかったのではないか。
自分でも気づいていない心のどこかで、そのように思っているのではないかと思う。

恐らく、トピ主様は入り口から途中のフローまでは上手にお金を運用されているのだと思うけれど、肝心な出口が見えていないのではないかと思う。
お金を貯める、増やすことに目的意識が集中しすぎて、そのお金の出口をどこに持っていけばいいのかが見えていないのだと思う。

お金は基本的に、稼ぐ、貯める、増やす、が大事だとされているけれど、使うことも大切だと思う。
もちろん、だからと言って使うべきだとは言わない。
使うつもりがないのであれば出口は閉めておけばいいと思うけれど、何のために出口を閉めているのか、貯まったお金でどのような人生を手に入れたいのか、という出口は決めておかなければならないと思う。
そこが明確になっていなければ、せっかく上手にお金を運用していたとしても辛いばかりで、自分のスタンスはブレる。
むしろ、自分のスタンスがないと言えるかもしれない。
出口が明確になっていて、あえて扉を閉めているのであれば、他人の動向に腹を立てることもないと思う。

きっとトピ主様は、心のどこかで自分のやってきたことが正しかったのかが分からなくなっているのだと思う。
ここにトピックを立てて皆の意見を聞いているのは、そういうことだと思う。

キャッシュフローは、入り口はもちろん大切だけど、出口を決めることも大切。
お金を貯める、増やすことだけが正しいわけではない。

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