「離婚は悪い事」という世間の常識に流されてはいけない。

哲学

Tokyo fm plusにて。
江原啓之「絶対添い遂げなければいけないというものではない」夫との離婚を考えるリスナーに助言
という記事がありました。

記事中では、
「子どもが大きくなるまで離婚は避けていましたが、ある程度大きくなった今、離婚したいと強く思うようになりました。」
という相談者に対して、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんは、
「離婚しましょう! したいんだから仕方がない。」
「絶対に添い遂げなければいけないというものでもありませんからね。」

という回答をしています。

日本人の多くは、一度結婚したら離婚すべきではないと考える人が多いです。
また、その常識が離婚に対するハードルを上げてしまっています。
「バツイチ」という言葉はまるで十字架を背負っているかのような表現さえされることがあります。
しかし、江原さんが言うように、絶対に添い遂げなければいけないというのではない、離婚したいんだから仕方ない、このように思います。

自己啓発の祖とも呼ばれるナポレオンヒル博士は、自身の著書「思考は現実化する」でこんなことを言っています。

「多くの人々が親戚や友人たちや世間の批判を恐れて、結局、自分の人生を送れなくしている。
また、多くの人が結婚生活に失敗してしまっているのを承知しながら、世間から批判されるのではないかと恐れて離婚も出来ず、自分の一生をみじめなものにしてしまっている。」

離婚には世間の目以外にも、子供のことがネックとなる事が多いと思います。
私個人的には、やはり子供を無視して離婚することは良くないと思っています。
しかし、よく考えた上で、それでもなお離婚するべきだと考えるなら、それは仕方ないとも思っています。
子供のためだからと言って無理に一緒に生活し続けていたとしても、それが本当に子供のためになるのかは分かりません。
子供は親の背中を見て育つわけですから、その親が生活の中で喧嘩していたり、ギスギスしていたり、仮面夫婦だったり、あるいは虐待やDVをしたり、浮気癖があったり、過度な浪費癖があったりなど、なんらかの問題を抱えている場合もあることでしょう。
そんな状態ならば、無理に一緒に生活するよりも、離婚した方が子供のためになる場合もあるわけです。
もっと言えば、子供のために離婚しないと言っておきながら、実は世間体を気にしていたり、離婚することが億劫だから今の生活に妥協していたりするかもしれません。
その事に本人が気づいていない場合もあると思います。

しかし、一度しかない人生、たった一つ、結婚相手を間違ってしまったというだけで自分の人生を台無しにして良いのか、考えてみるべきだと思います。
間違ったなら改める、これが物事の原則です。
しかし、結婚、離婚に関しては、なかなかそうできる人は少ないです。
相手があることですし、血のつながった子供もいるし、家族ですから、そう簡単いいかないわけです。
だから、離婚するという決断が必ずしも良いというわけではないですが、どう頑張っても難しいなら、その選択肢は十分ありだと思います。
夫、妻である前に、母親、父親である前に、一人の人間であり、自分の人生ですから。

結婚とは、元々他人である人と生活を共にするわけですから、人生を大きく左右するものです。
結婚相手や結婚後の生活次第では人生が大きく好転することもあれば、その逆もあります。
恐らく、90%ぐらいの人は、幸せになるために結婚しているはずです。
そこをよく考えてみると、たった一度の失敗で人生を棒に振ることはあってはならないと言えるでしょう。

余談ですが、私の両親は私が小学1年生の時に離婚しています。
私は3つ年上の兄と一緒に母に引き取られ、女手一つで育ててもらいました。
離婚のせいかどうかは分かりませんが、途中、私自身が少々グレることもありました。
生活も、お世辞にも豊かだったとは言えません。
しかし、私は母を恨んだことは無いですし、感謝しかありません。
辛い思いをした分、もっと幸せになってほしいと思っていますし、そのために恩返ししていくつもりです。
母親だとか、それ以前に、一人の人間として幸せになってほしい、そのように思っています。

そのような経験があるからこそこのように考えるのかもしれませんが、必ずしも離婚が悪いとは思いません。
自分の大切な人生、例え一度決めたからと言って、一生添い遂げなければいけないというものではないと私は考えます。

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