死を恐れるよりも、死の準備のないことを恐れた方がいい。

名言

死を恐れるよりも、
死の準備のないことを恐れた方がいい。

松下幸之助
(パナソニック〔松下電気器具製作所〕の創業者。経営の神様と呼ばれる経営者。実業家。発明家。)

死とは、いずれ誰もがたどり着く終着駅。
どんな道を経由しようが、その終着駅に変更はない。
長い旅路になる人もいれば、短い旅路になる人もいる。
徐々にその終着駅が見えてくる場合もあれば、突然その終着駅に着いてしまう場合もある。
その旅路に色んな違いはあっても、誰もがそこで旅を終える。

そう考えれば、死ぬこと自体は何も恐れることはないように思えてくる。
ただ、そこにたどり着く時に、満足な旅が出来なかったと後悔することは恐れた方がいいと思う。

自分の人生が後どのくらいあるのかが分かれば、あるいは準備しやすいのかもしれないけれど、残念ながらそうではない。
長く生きる人もいれば、あまり長く生きられない人だっている。

だけど、長く生きればいいというものでもないと思う。
長く生きる場合も、やはりそれなりの準備が必要になる。
何の準備もなく、長い旅路の後半は生き地獄だった、というのもやっぱり良くない。

短い人生ならば、時間が限られている分、やっぱり与えられた時間を全力で生きなければ、満足がいく人生にするのは難しいと思う。

私の周りにも、若くして亡くなった方が何人かいらっしゃるけれど、死とは時に残酷で、本当に突然やってくる場合がある。
昨日まで一緒にいたのに、突然その人だけが居なくなることがある。
何もかも一瞬で崩れ去ることがある。

常にそのことを考えておくべきだとは言わないけれど、そのような可能性がある、いつ終着駅に着くかわからないという思いで精一杯人生を生きていくことが大切だと思う。

また、死の準備とは自分だけの準備ではない。
自分が人生を終えることで、誰かが困ることはないか、もっと自分にしてあげられることはないかと考え、周りが自分が死んだ後も幸せであるための準備もしなければならない。

さらに、自分の死の準備だけではなく、もし仮に周りの誰かがその終着駅に着いてしまったら、と考える必要もある。
例えば愛する妻、夫、愛する子供が先にその終着駅に着いてしまったらきっと、もっと愛してやればよかった、もっと一緒に過ごせばよかった、もっと・・・もっと・・・。
という思いがこみ上げてくると思う。
ということは、やっぱりそこにも目を向けることが、死の準備なんだと思う。

そう考えると、私たちの人生は、やるべきことがいっぱいだと思う。
生きている間の旅路、人生という旅路はそんなに暇じゃない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました