他人のお金の使い方と比較しての浪費ほど、無駄なものはない。

お金

以前にこのブログで、

人と比べることをやめたら人生が好転し始めました。

という記事を書いたけれど、人と比べる行為は自分にとって障害になることがほとんどだと思う。
人と比べるから自分の本来の目的を見失ってしまったり、やるべきことや方向性を見失ってしまう。
また、焦りの気持ちも生んでしまう。
人と比べてもほとんどいいことはない。

これはお金の使い方や管理方法にも同じことが言える。

お金の使い方を他人と比べるって何だ?と思うかもしれない。
良く分からないという人もいると思うし、比較している実感がない人も多いと思う。
けれど、私たちは知らず知らずのうちに、お金の使い方や管理さえも他人と比較している。

例えば、あの人がこれぐらいお金をかけているから、自分もこれぐらいはいいだろう、などと思ったことはないだろうか。
具体的な「あの人」ではなかったとしても、自分の歳ぐらいの人はほとんど車に乗っているとか、ほとんどマイホームを持っているとか、保険に入っているとか。
お隣さんは年1回ぐらいは旅行に行っているとか、友達はみんな週末ぐらいは家族で外食に行っているとか、弟はこうだとか、父親はこうだったとか・・・。
だからこれぐらいはいいだろうとか、これぐらいは買うべきだ、使うべきだなどなど、誰もがそのような考え方をしたことがあると思う。
もちろん、私もそのような考え方でお金を使ったり、何かを購入したことはたくさんある。

けれど、これは比較対象がおかしい。
これらは他人のお金の使い方と比較してお金の使い方を決めている。

しかし、比較すべきは他人のお金の使い方ではなく、自分の収入や生活費、その他にかかる費用や預貯金、資産などであり、その割合にあったお金の使い方をしなければならないはず。
これぐらいなら一般的だとか、贅沢ではないだろうとかは関係がない。
そもそも比較対象がおかしいのだから。

近年では、約4世帯に1世帯が貯金ゼロということが問題になっているけれど、これもお金のことを他人と比較するという思考が問題である部分があると思う。
よく聞くセリフが、皆そんなに貯金してないから大丈夫というセリフ。
けれど、当然だけど皆が貯金していないことと、だから大丈夫ということには何の因果関係もなければ根拠もない。
また、平均的な所得、あるいは平均以上の所得があるから大丈夫というセリフも聞くけれど、それも大丈夫という根拠にはならないと思う。

このブログでは何度も言ってきていることだけれど、収入が多いからといって貯蓄や資産が出来るわけではないし、金銭的な豊かさを得られるわけではない。

これに関しては、

稼ぐことも大切ですが、それよりも大切なのはキャッシュフローの構築。

という記事でも書いたのでぜひご覧いただきたい。

つまり、誰が何にお金を使っているとか、一般的とか、平均とかは全く関係なく、自分がどんな生活をしたくて、お金によって何を得たいのか、そのためにはどれだけの余剰金を残しておく必要があるのか、そして自分の収入や支出などから算出して、どのようなことにどれだけお金をかけるべきか、「目的」をはっきり決めなければならないと思う。

目的以外のことにお金を使ってしまうのは、無駄な浪費だと言える。
ましてや、他人のお金の使い方と比較してそのような浪費をするのはもってのほかであると思う。

浪費をすることがいけないわけではないと思うけれど、目的なくただ浪費してしまうのは良くないと言える。

旅行が好きで、その時だけはケチケチせずに豊かな旅行をしたいから、そこにはお金をかけるという人もいると思う。
おしゃれをすることだけは譲れないから、ファッションにはお金をかけるという人もいると思う。
あるいは、食事にお金をかける人もいれば、住居にお金をかける人、子供の教育費にかける人もいると思う。
このように、自分の目的に沿ってお金を使うことはとても有意義なことだと思う。
けれど、あれにもこれにもお金をかけるというのはちょっと無理がある。
得たい目的があるのであれば、時には我慢することが必要になる。

他人と比較してお金を使うのではなく、きちんと自分の譲れない目的を得られるように、普段から自分の収入や支出を目的に伴うように管理をすることが何よりも大事だと思う。

いくら会計の知識を持っていようが、簿記の知識を持っていようが、素晴らしい管理表を作ることが出来ようが、そこに自分の目的が伴っていなければ、全く意味をなさない。

周りに振り回されて、目的を成し遂げるための大切なお金を使ってしまうということほど、無駄な浪費はないと思う。

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