お金は使ってこそ増える?投資、消費、浪費、貯蓄の関係性。

お金

ANA Financial Journalの記事より。

「お金は使ってこそ増える」のウソ・ホント
「お金は使ってこそ増える」という言葉を、あなたは正しく理解しているでしょうか。お金の使い道には投資・消費・浪費があります。それぞれをきちんと区別できるかによって、この言葉通りお金が増えるか、逆にお金が減ってしまうかが決まります。

「お金は使ってこそ増える」のウソ・ホントという記事がありました。

確かに、お金は使ってこそ増えるという一面もあると思います。
この記事にも書かれているように、自己投資や金融投資、不動産投資などはまさにそれにあたると言えるでしょう。

しかし、もちろんどんなことでも使えば増えるというわけではありません。
消費、浪費は当然お金を減らしていくだけです。

やはり消費と浪費はいかに抑えるかが大切になってきます。

しかし、食費や光熱費などの消費は分かりやすいものですが、投資と浪費の境界線は意外と分かりにくいものです。
投資だと思ってお金を使っていたことが、実は浪費だったりします。

例えば本を購入することであっても、本を読んで知識を詰め込むだけでは意味がなく、浪費になりかねません。
セミナーに行くのも、一見自己投資のように見えますが、本の購入と同じように、知識を得るだけで満足していては全く意味をなさないわけです。

また、不動産投資や金融投資においても、ただ資金を投資すればよいというものではありません。
なんとなく投資してみたり、人の意見を鵜呑みにして投資することは非常に危険であり、ただの浪費に終わってしまいかねません。

そもそも投資とは何なのかを考える必要があります。

投資とは将来的に資産を増加させるために、現在の資産を投じることを意味します。

そして、私なりの定義を追加させてもらうとするならば、
今得られるものを我慢することで、将来のリターンが期待できるものであると思っています。

私の中では、「将来的に資産を増加させるために、現在の資産を投じること」だけでは、投資とは呼べないと思っています。

「今得られるものを我慢すること」という部分を意識することで、投資と浪費を分かりやすくするのではないかと思うわけです。

特に自己投資に関しては、浪費の言い訳に使いやすい素敵な言葉になってしまうことが多いのではないかと思います。

本の購入でもセミナーの参加でも飲み会の参加でも、はたまた旅行をすることでも、交流会でも、実は楽しみにしていることでも、自己投資だと言ってしまえば投資になってしまうわけです。

さらには金融投資、不動産投資においても、投資と言う名のもとにギャンブルになっている可能性さえあるわけです。
投資で借金まで抱えてしまう人が居る事実を考えれば、この恐ろしさはすぐに分かることでしょう。

つまり、投資という名のもとに浪費をする可能性が大いにあるわけです。

だからこそ、ここで私なりの定義を追加してみてほしいのです。
それらは「今得られるものを我慢すること」になっているかどうか。

実はここが大きいと私は考えています。

何の我慢も苦痛も無く行う投資は、大抵の場合浪費になると思っています。
何の我慢も苦痛も無く投資するときは、大抵の場合、投資だからという気持ちは後付けになっていることが多いはずです。

投資とは事前に目的を持って、計画を持って、状況を把握しながら選択するものです。
そうでない投資は浪費につながりやすいと言えます。

かの有名なナポレオンヒルの言葉にこのような言葉があります。

「この世は代償を必要としない報酬など存在しない」

つまり、将来何らかの報酬を得ようとするのであれば、必ず何らかの代償を必要とするということです。

あなたのその投資は、何らかの代償を支払っているでしょうか?
苦痛を伴わずに、楽しく資産を使っていることのほとんどは代償になりえません。
つまり投資になりえないわけです。

このことを意識すれば、何が投資で何が浪費であるかが見えやすくなるのではないかと思います。

そして一切お金を使わずに貯蓄に専念するというのも、やはりお金は増ません。

お金を貯めるということはとても素晴らしいことですが、貯めるという行動を続けなければ増えないわけです。
貯蓄とは足し算であり、あなたが貯蓄を止めてしまえば足し算は終わってしまうわけです。
それどころか、一度貯蓄を止めてしまうと次は引き算が待っています。

水を確保したいからといって川の水をせき止め続けることは出来ないように、お金を貯めこみ続けることは出来ないと私は思っています。
それが自然の流れであり、いつかはあふれ出てしまうわけです。

そうであれば、川の流れをせき止めるのではなく、あふれる部分は誰かに分配して有効に使う方が良い。
そうすることであなたは激流の川とは別に、緩やかに水が湧き出る泉を作ることが出来るわけです。

結論を言うと、お金は使うことで増えるということもホントであり、ウソでもある。
その使い方次第であるわけです。

しかし言えることは、使わずに貯め続けるということは、お金が増えるわけではなくあなたが努力し続けることで川の水をせき止めることが出来るというだけです。

当然勝手に増えることはありませんし、油断すると川の激流で一気にあふれ出てしまいます。

しかし正しく使えば、川の他に新たに水が湧きだす泉を作ることが出来るわけです。

お金は使わなければ増えるものでもなく、また浪費すれば増えるものでもなく、正しく使うことで増えるものであると私は思います。

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