経済格差は加速し、長期に渡って続く。勝ち組になるか負け組になるか、二つに一つ。

お金

以前にこのブログで

国と国との経済格差が無くなってきているから日本の経済格差が生まれている。私たちは入れ替え可能な人間になってはいけない。

という記事を書きました。

そこでも書いたように、国と国との経済格差が無くなってきているために、日本の一億総中流は大きく崩れ出しています。
そして残念ながら、この世界規模での経済格差はドンドン縮まってきます。
そしてその分、国内の経済格差はドンドン広まってきます。

今後しばらく、勝ち組、負け組がはっきりする時代になってくるはずです。

日本は太平洋戦争において、昭和20年に降伏し、戦争に負けたにも関わらず、20世紀の後半に、国民の努力と時代の流れによって、高度経済成長期を迎えました。
そのおかげで、バブル時代を経て、世界第2位の経済大国にまで成長しました。

しかし、今はそれが嘘のように経済が停滞し、GDPで中国に抜かれ、今では大きく差を付けられている始末です。
下を見ればドイツやインドが迫っています。

これは単に景気が悪いとか、政治家が悪いとか、政策が悪いという問題ではありません。

ハッキリ言って、今どんな政策を打ち出そうが、どんな救世主が現れようが、一気に私たちの生活が楽になったり、一億総中流の時代に戻ることはありません。

この原因こそが、国と国との経済格差が無くなっているからです。

高度経済成長期では、日本は物を作り、海外に輸出していました。
しかし、これほどグローバル化が進めば、何もわざわざ賃金の高い所で生産する必要は無いと、色々な国、企業が気づいたわけです。
だから賃金の安い中国に生産が偏り、中国バブルが始まりました。
そして中国が豊かになり、賃金が高くなったら、次はインド、ベトナムという風に生産場所が変わって来たわけです。

つまり、発展途上国が次々と先進国の仲間入りを果たしてきているわけです。
そろそろこの流れが止まるのかというと、そんなはずはありません。
やはり企業としては安い所で生産したいわけですから、日本の何十分の一で生産できる国に次々と仕事を入れ替えていくはずです。

そしてまだまだ発展途上国がある今、この流れは何十年単位で続くはずです。
いくらでも入れ替え可能であるわけです。

だから、何らかの政策を打ち出したからと言って、急に日本が昔のように発展するということはほとんどあり得ないわけです。

例えば2013年に打ち出されたアベノミクス。
このおかげで確かに株価は大幅に上がりました。

しかしこの政策のおかげで日本国民の生活が豊かになったかと言うとそうではありません。
豊かになったのは結局投資家や一部の実業家、あるいは大企業に勤めている人であるわけです。

つまり、豊かになった人のほとんどは元々勝ち組だった人なのです。

この影響で、富はさらに勝ち組に移転し、さらなる貧困を招いた人もいらっしゃることだと思います。

これはただの例であり、私個人的にはアベノミクスという政策自体が悪いと思っているわけではありません。
私が言いたいのは、どんなに優れた政策を打ちだそうが、どんなに優れた救世主が現れようが、日本だけが豊かになる事は、あと数十年から百年単位であり得ないということです。
景気が良くなることを待っていても、生きているうちに景気のおかげで私たちが豊かになる可能性は限りなく低いということです。

そして今までは経済大国日本という優位性で、ある程度豊かであった人、衣食住に困ることの無かった人が、その優位性を失う可能性が高いということです。

今でも経済格差があると言われていますが、この経済格差はさらに加速し、しかも長く続くだろう、と思っています。

ではどうすれば良いのかというと、やっぱり勝ち組になるしかないわけです。
景気が良くなればとか、政治が良くなればと言っている場合ではなく、自分の手で勝ち上がるしかないわけです。

厳しいですが、これが現実です。

日本だけで見ようが、世界規模で見ようが、この勝ち組になるか負け組になるかで大きく人生が変わってきます。
というよりも、今後は日本で優秀であっても、世界規模で見て優秀でなければすぐに入れ替えられる時代になってきています。
さらに、今後はAIの存在も意識しなければならないでしょう。

生き方そのものが自由であり、情報に溢れている今、どんな行動をし、何をインプットし、どのようなアウトプットをするかがとても重要になります。

昔みたいに、こうしておけば大丈夫という時代は終わったわけです。

セオリーが崩れ、個人が尊重され、自由が増したからこそ、個人の日々の過ごし方が将来を決めます。

自由だからこそ、格差が生まれるわけです。

今後、日本、アメリカ、中国など、先進国だからという優位性は消え去ります。

個人の能力が試される時代が急速に加速し、長く続くはずです。

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