やらないことを決める。それが経営だ。スティーブ・ジョブズの名言から学ぶこと。

名言

やらないことを決める。
それが経営だ。

スティーブ・ジョブズ
(アップル社の共同設立者の一人。アップル社の元CEO。)

これはあのアップル社の元CEOであるスティーブ・ジョブズの名言で、グーグル創業者のラリー・ペイジに経営のアドバイスを求めたられたときに発した言葉として有名な名言。
それぐらい、やらないことを決めることは重要であると言える。
けれど、私たちは大抵、やるべきことばかりに目を向け、やらないよりはやった方がいいなどという考え方までする。

やらないことを決めることの重要性は、今日のスティーブ・ジョブズの名言だけではなく、色々なところで述べられている。
けれど、それを実践できる人は少ない。
なぜなら、やらないことを決めることは難しく、やるべきことを見つけることは簡単だから。
それこそ、前述したように、やらないよりはやった方がいいということはたくさんある。
しかし、そのたくさんあるやった方がいいことの中から、やらないことを見つけるのは勇気がいる。
その理由は簡単で、どんなことでもやらないよりはやった方がいいから。
やった方がいいと判断したからやり始めたことを、やらないと決断するのは難しい。
けれど、時代や環境、ビジネスの展開は変わっていくものであり、いつまでも同じやり方が正しいとは限らない。
今までは必須だったことが、必要なくなることは多々ある。
けれど、いつの間にかそれをやることが当たり前になり、慢性化し、それをやらないと決めることが難しくなる。
やらないことによって歯車が狂ってしまうのではないか、成績が落ちてしまうのではないかという恐怖さえ感じるかもしれない。
けれど、それをやらないと決断しない限り、新しいことは始められない。
何か新しいことを始めるためには、そのための時間を確保する必要があるから。
一生懸命頑張っている人ほど、やった方がいいことに全力を尽くす。
だからこそ、やらないことを決めることが難しくなる。

「最良の敵は良である」

こう言ったのは、「7つの習慣」の著者として有名なスティーブン・R・コヴィー博士。

私たちは普段、一生懸命「良」をやっているけれど、実はそれが「最良」の邪魔をしていることがある。
「良」に忙しくしすぎて「最良」であることが出来なくなる。
多くの人は、このようにして人生の大切な何かを、知らず知らずの内に失っているのではないかと思う。

やりたいことを見つけたり、目標があったとしても、
「仕事が忙しいから」
「あの件が落ち着かない限りは難しい」
「あれもやらなければならないから時間が取れない」
と言って、日々の「良」ばかりに集中して、「最良」を疎かにする。
その結果、結局できなかった、ということになる。

自分が最期を迎えたとき、自分の人生を振り返って、本当にやりたかったことが出来ていなければ、そこには後悔が残ると思う。
けれど、日々の目まぐるしい忙しさに追われ、本当にやりたいことを出来ずにいる人は多いと思う。
やらないことを決めない限り、やらなければならないことはいくらでも人生に付きまとってくる。

もう一つ、スティーブ・ジョブズの有名な名言がある。

もし今日が人生最後の日だったら、私は今日やることをやりたいだろうか?

これこそが「最良」を見つけ、「良」を切り捨てるために必要な自分自身への質問だと思う。

私たちは日々、やらなければならないことばかりをして過ごし、本当にやるべきことに取り組めていないのだと思う。

〇〇が落ち着いてからと言っている間に、年月は過ぎ去り、人生は終わる。
〇〇が落ち着いてからと言ってても、自分でやらないことを決めない限り、〇〇は落ち着かないし、新たな〇〇が付きまとってくる。

やらないことを決めることは、自分の人生を真剣に考えることであり、自分の人生の舵取りを自分でするためには必須のことであると思う。

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