優しすぎて会社を辞められない若者問題。その問題の本質は優しさをはき違えているということと、自立していない若者が多いということ。

ビジネス

BUSINESS INSIDER JAPANの記事より。

優しすぎて会社を辞められない若者問題、親にも会社にも「申し訳ない」
キャリアコンサルタントとして就活生のキャリア相談に乗っていると、「優しすぎる人」に遭遇することがある。ちょうどこの時期は、就活生の中に内定を取り始...

優しすぎて会社を辞められない若者が増えているらしいです。

この記事で紹介されている内容を簡単にまとめると、自分が行きたかった企業から内定をもらったが、親が反対していて悩んでいるらしい。
そして驚くべきは、親とそのことについて討論をしたり説得しているわけではなく、親の希望しない企業に行くのはなんだか申し訳なくて悩んでいるという。

また、退職したいと思っても、色々やってくれた会社に申し訳ないということで退職を躊躇してしまうという内容がまとめられています。

私なりの意見を単刀直入に言わせてもらうと、
あり得ない。

この記事の筆者も、そういった理由で自分のキャリアを傷つけたり、自分のやりたいことを押し殺すことは良くないと述べられています。
私もそのように思います。

あなたの人生は他の誰でもないあなたの人生なわけです。
あなたのやりたいという意思を押し殺して、誰が責任を取ってくれるというのでしょうか。

親であればそれなりに責任を取ってくれるのかもしれませんが、それでもあなたのやりたいという意思を補うことは出来ません。
やっておけば良かったと後悔したところで、その後悔の気持ちを埋めることは誰にも出来ないわけです。

ましてや、会社に申し訳ないと思って退職を踏みとどまったところで、会社があなたの人生の面倒を一生見てくれるかというと、そんなことはあり得ないわけです。

あなたの人生はやはりあなたの人生であり、他の何者にも責任は取れません。
あなたの人生の責任を取るのはあなたしかいません。

どれだけ大切な仕事であっても会社であっても、それはあなたの人生の一部であるべきで、その仕事に支配されてはいけないと私は思うわけです。

仕事は大切なものであることは間違いありませんが、例えそのような仕事であっても、あなたの人生にふさわしい仕事を選ぶべきであって、あなたの人生を支配するものであってはならないわけです。

そしてもう一つ言いたいことがあります。

基本的にはこの記事の筆者と同じ意見なのですが、こういった理由で自分の進むべき道を選べない人を「優しすぎる人」と分類することには疑問があります。

私個人的な意見を述べさせてもらうと、親や会社の意見に左右されるほどの決意でしかないのではないかと思うわけです。

もちろん、家庭には色々な事情があり、会社にも色々な事情があるでしょう。
これらすべての人が当てはまるとは思っていません。

しかし、本当に自分の人生に責任を持っていて、本当にやりたいことがあって決意したのであれば、その決意はどんなことがあっても揺らいではいけないし、何者の侵入も許してはいけない領域なわけです。

自分の決意を大切にし、その領域を守り、前に進むことが出来る人間こそが、自立した人と言えるのではないかと思うわけです。

このように、親や会社の意見に左右されているうちは、やはり自立した人間とは言えず、親や会社に依存している状態なのではないかと思います。

優しさとは、そういうものではないでしょう。

優しさとは与えるものであり、自分を押し殺すものではありません。

そして優しさが与えるものであるならば、与えるためにまず自分という柱を自立することによって安定させることが大切です。

自立した人間にしか与えることは出来ません。

もし優しすぎて会社を辞められない若者問題という問題が発生しているのであれば、
それは優しさをはき違えているということと、自立していない若者が多いことが問題だと言えるでしょう。

自分の信念を持って生きていきたい。
自立した人間になりたい。
そして与えられる人間になりたい。

私はそのように思うわけです。

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